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雪散華

 投稿者:みみ  投稿日:2009年 6月 5日(金)19時20分56秒
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  雪散華を初めて聴いたのが1週間前くらいでした。この歌を聴きたくてコンプリートシングルズ6を購入しました。それから毎日聴いています。18年前に歌われた歌を私は今聴いています。「雪散華」のタイトルが目を引きました。映画「修羅の伝説」の主題歌で、映画のクライマックスで小林旭さんが、コートを羽織って登場し、そこで流れてきた曲。この場面はあまりにも有名。旭さんが、「この歌は男の人生の息ざまを歌詞とメロディーにした」と話していました。
西村賢三さんが小林旭さんに歌を6曲提供したうちの1曲。「散華」というと、私の知っている意味では、例えば戦いの中で華々しく死ぬ時に使われた。華が散るようにきれいに死ぬ。当時はそう表現されていたように思います。
「雪散華」は粉雪、ボタン雪がぱらっ、ぱらっと空から降ってくる。それが地面に付くか付かないかのうちに、すーっと消えていく状態を言っているのかなと思いました。
これが歌詞の「いっそ静かに雪の舞い」涅槃、曼荼羅・・・でしょうか。
すさまじい男の人生の生き様を象徴した死。それが歌詞「せめて吹雪の中で舞え、吹きぬく風の音聴きながら、いっそ吹雪の中で散れ、涅槃、曼荼羅、それとも地獄」でしょうか。
私の好きな歌詞「荒波渡る鳥でさえ、枝をくわえて行くという、止まり木さえも持てない俺に、夢のかけらも砕け散る。」旭さんが歌うと心情や情景がそのまま伝わってきます。
普段の生活の中で、このようなストーリーが生まれ、歌詞が生まれ、曲が生まれる。
そのことが凄いと思いました。さすがそこがプロなのでしょう。西村賢三さんが作った歌
「落ちこぼれ四畳半」「左廻りの時計」「飛鳥に春が」「流浪」「雪散華」「風の盆」
どの曲も良い歌詞、メロディーでした。好きな歌なので何度も聴いています。
小林旭さんは、「雪散華」をひとつの時代の華となって散り行く男の姿・生き様を雪が舞う表現で叙情的なスケールの大きさで押し殺した強い感情を込めて、しっとりと喉の奥から搾り出すように歌っていました。とてもよかったです。お気に入りの歌がまた増えました。
 
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