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第70話 4番の退場

 投稿者:S  投稿日:2011年12月 3日(土)12時45分4秒
返信・引用
  会場は静まり返っていた。



両チームの4番が交差した中のワンプレー。


#4小林(和)が放ったシュートはリングを通過。

対するブロックに飛んだ#4辻はゴール下で横たわっている。



コートの中の選手は勿論のこと,会場にいる全員が審判に注目する。



その審判はファウルを宣告。


その時点で,どちらかが退場することは全員が分かっている。

ただ,そのコールによって,この試合の結末を決定付けることになり兼ねない状況にある。


オフェンスチャージングの場合,入ったゴールは取り消され,14点差のままチームの要(#4小林)がコートを去る。
一方,バスケットカウントの場合,3点プレーという流れが変わる相手チームのビッグプレーとなり,リードはしているものの,チーム唯一のゴール下の要がコートを去る。


それだけ重要なコールとなるため,審判が注目されていた。




そして・・・






審判のコール。




「ファウル!!・・・・・・黒4番!!」




「・・・・・・バスケットカウントワンスロー!!!!」





「!!!!!!????」


その瞬間,RED SHARKSベンチとコート上のメンバーが騒ぐ・・



「よっしゃぁぁぁーーーー!!!!」




宮下「ナイスです!!和也さん!!」




全員,#4小林(和)とハイタッチを交わす。


小林(和)「よっしゃぁぁぁぁーー!!!」




横たわっていた#4辻,天井を見上げている。

(やってしまった・・・・)



DOUBLE DRIBLE「・・・・・・・・・・・・。」



オフィシャルテーブルの「5」のランプに光が灯った。

第4クォーター残り3分,#4辻,無念の退場。



周囲から励まされながら,無言でベンチへ戻る。

代わりに#9中野渡が入る。

中野渡「(辻さん・・・・)」





「ザシュッ!!」


#4小林(和),ボーナススローをきっちり沈める。



DOUBLE DRIBLE 70
RED SHARKS   59


#4小林(和)の3点プレーにより,点差が11点に縮まる。




試合時間は残り3分。



関「分からなくなったぞ・・・」

益田「でも,点差と時間から見て厳しい状況に変わりはない・・・(けど,首の皮一枚繋がったな)」




直後のDOUBLE DRIBLEの攻撃。


「バシーーッ!!!」


#6高橋のブロックショット。

代わったばかりの#9中野渡のシュートをシャットアウト。


「おおおおおぉぉぉぉーーーー!!!!!」



DOUBLE DRIBLE攻撃失敗。

流れはやはりRED SHARKSへと傾く。


田口「(くそ・・・やっぱりキャプテンがいないとゴール下はきついぞ。)」


高橋「・・・・・・・・・・・・・。」






RED SHARKSの攻撃。



DOUBLE DRIBLEのマッチアップ。
#4辻が退場したため,マッチアップ変更。

PG:#13前川 に・・・#10大矢
SG:#8小林祐に・・・#12遠藤
SF:#11宮下 に・・・#9中野渡
PF:#4小林和に・・・#5奥野
C:#6高橋 に・・・#15田口





「ザシュッ!!」



「!!!!!!????」




「おおおおおぉぉぉーーーー!!!」



「よっっしゃぁぁぁーーーー!!!!」


小林(和)「よく決めた!!」



DOUBLE DRIBLE,自陣のコートでディフェンスを固めようとしていた中,その一瞬の隙を見て,

#8小林(祐)がスリーポイントシュートを沈めた。

連続の3Pプレー。



DOUBLE DRIBLE 70
RED SHARKS   62



点差は一気に一桁差に。

ベンチは勿論,コート上にいるメンバーもお祭り騒ぎ。

それもそのはず,数秒前まで14点もあった点差が8点になったからだ。





なお,この勢いはこれで終わらない。




「バシーーッ!!!」



「!!!!!!????」


「うわぁぁぁぁーーーDOUBLE DRIBLEのターンオーバーだぁ!!」


「完全に流れはRED SHARKSに傾いてる!!!」


辻「くそっ・・・・。」

ただただ,ベンチで見つめるしかないDOUBLE DRIBLEキャプテンの辻。

悔しい表情を浮かべて仲間を見守る。そして,願う・・・・


(・・・なんとか凌いでくれ)・・・と。





が,その願いは叶わず。





RED SHARKSの攻撃。



「ダムッ!」

#6高橋がドリブルイン。




「ビシーーッ!!」





「ピーーーーーッ!!」(審判の笛)







「バスッ!!」




「!!!!!!????」





審判「・・・バスケットカウントワンスロー!!」





「おおおおおぉぉぉーーーー!!!」




田口「(やっべ・・・・・・)」

(まだこんなパワー残ってたのか・・)


小林(和)「よっっしゃぁぁぁーーーー!!!!」



関「イケイケだなぁ!!!」

益田「これでおもしろくなったな。」




#6高橋のボーナススロー。



「(三連続スリーポイントプレーなるか!?)」

会場にいる全員が息を?む・・・。



高橋「ハァハァ・・・・・。。」




(スッ・・・)構える。




「ビッ!!」放つ。



小林(和)「(入れっ!!!!!)」

辻「(外れろっ!!!!!)」




綺麗な弧を描いたボールは・・・・





「ガンッ!!」



「!!!!!!????」



リングに弾かれる。





・・・・・しかし,流れはやはり,RED SHARKS。



弾かれたボールがリングの真上に飛ぶ。そして・・・



ガン,ガンッ・・・




「パサッ。」



3点プレー成功。


「よっしゃぁぁぁーーーー!!!!」

「良く決めた!!!」



高橋「・・・・・・・。」




この日一番の盛り上がり。

それもそのはず・・・



試合時間残り 1分57秒。

DOUBLE DRIBLE 70
RED SHARKS   65



5点差。

たったの1分30秒程度で9得点を記録したRED SHARKS。

DOUBLE DRIBLEは,#4辻の退場が大きく響く形となった。

しかし,まだ5点の差。そして,試合時間は・・・残り2分。

決着の時が近づく。


続く
 
 

第69話 4番を背負うチームの大黒柱

 投稿者:S  投稿日:2011年 9月13日(火)22時14分34秒
返信・引用
  DOUBLE DRIBLE 64
RED SHARKS   56

第4クォーター残り5分を切り,8点差。

予定より少し早く,#4辻がコートに立つ。


RED SHARKSの攻撃。

#13前川がボールを運ぶ。


DOUBLE DRIBLEはマンツーマンディフェンス。

#4辻が周囲を鼓舞する。


辻「よぉーし!また突き放すぞ!!」

DOUBLE DRIBLE「おしっ!!」



RED SHARKS「!!!!!!!????」

小林(和)「・・・このやろう。」



マッチアップ。

PG:#13前川 に・・・#10大矢
SG:#8小林祐に・・・#12遠藤
SF:#11宮下 に・・・#5奥野
PF:#4小林和に・・・#15田口
C:#6高橋 に・・・#4辻



ボールを展開し,最終的に#6高橋にボールが渡る。

小林(和)「(退場させろ!)」



「ダムッ!」


#6高橋がドリブルイン。


高橋「!!!!!!!????」



益田「うまい!!」


体を密着させていた#4辻,高橋がパワープレイで攻めようとした瞬間,体を引く。


それによって,#6高橋がバランスを崩す。



高橋「(うぉっ・・!!)」


小林(和)「何っ!?」


そして,その瞬間を#12遠藤が見逃さない。




「バシーーッ!!!」



ボールゲット。



辻「よしっ!!」

小林(和)「(ちっ・・)」


DOUBLE DRIBLEベンチ「おっしゃぁぁぁーーーー!!!」





「前ーーーーーーっ!!!!」



RED SHARKS「!!!!!!!????」


小林(和)「しまったぁぁ!!」




前線に走っていたのは・・・・#10大矢。



#12遠藤からロングパスが送られる。




そして・・・





「バスッ!!」



DOUBLE DRIBLE 66
RED SHARKS   56



「おおおおおぉぉぉーーーー!!!」

「DOUBLE DRIBLEがやり返したーーーーっ!!」



関「さっきのプレー,そっくりそのまま返しやがった・・・」

益田「お見事。」



このワンプレーが,DOUBLE DRIBLEに流れを呼び込む。





「ガンッ!!」


#8小林(祐)のミドルシュートが外れる。



伊藤「・・・・ノーマークなのに。」

関「こうも簡単に流れが行くのか・・・?」




「バシーーッ!!!」


リバウンドは#4辻。


高橋「(くっくそ・・・)」


田口「(やっぱすげぇな・・。オレがあんなに苦戦してたのに・・)」




益田「あいつ(辻)と勝負してぇ・・」






「バスッ!!」



「!!!!!!!????」


「おおおおおぉぉぉーーーー!!!」



#4辻,ポストプレイから個人技でゴールを奪う。






さらに・・・



「ダムッ!」


またもや#4辻が仕掛ける。


#6高橋を一発で抜く。


高橋「ぐっ・・(くそ!)」




ヘルプで#4小林(和)が来る。


小林(和)「(調子に乗るな!!)」




「ビッ!!」



小林(和)「!!!!!!!????」


#4辻の選択はパス。



フリーの#15田口にボールが渡る。



益田「さっきのRED SHARKS6番と同じプレーだ・・・」



左0度からジャンプシュートを放つ・・・



小林(和),高橋「(やられた・・・・)」






「ザシュッ!!」



DOUBLE DRIBLE 70
RED SHARKS   56


連続得点。




田口「ナイスパス!」

奥野「さすが。」

遠藤「頼りになります。」


辻「おぅ!!任せろ!」



益田「これがチームの大黒柱だな。こういう男は4番が似合う。」

関「・・・・・オレは?」

益田「・・・・・・・・・。」




RED SHARKS陣「・・・・・・・・(ハァハァ)」


小林(和)「・・・14点差か。」





RED SHARKSの攻撃。


#13前川がボールを運びながら,時計を見る。


前川「(残り3分20秒か・・・これ以上離されたらもう追い付けなくなる・・)」


アウトサイドの#13前川,#8小林(祐),#11宮下でボールを回す。


前川,小林(祐),宮下「(中々空かない・・・)」


#15田口と#4辻がインサイドを徹底マーク。
ボールを簡単に入れさせない。

ならば,自らと行きたいところだが,#10大矢,#12遠藤,#5奥野が簡単に行かせない。


関「完璧なディフェンスだ・・・スキが無い。」

益田「この場合・・・・・・」



24秒タイマー残り8秒・・

#6高橋が動く。

ハイポストからローポストに移動・・



田口「!!!!!!!????」


#6高橋が#15田口にスクリーンをかけた。



益田「・・・・それしか無いよな。」



絶妙のタイミングで#4小林(和)が抜け出す。(#6高橋の横をギリギリで抜ける)


その瞬間を#11宮下が見逃さない。



「ビッ!!」



#4小林(和)にボールが渡った。



田口「・・ヘルプ!!」


#4小林(和)の前には,#4辻。



1対1の局面・・・




RED SHARKSキャプテンの小林和也,




DOUBLE DRIBLEキャプテン辻と真っ向勝負・・・






そのまま突っ込んだ。



辻目掛け,前方に飛ぶ・・

同じく,辻もブロックに飛ぶ・・






「ガシーーーーーッ!!!!!」






両者の体がぶつかり合う。







そして,放たれたボールは・・・・・・









「バスッ!!」






ボードに当たってリングを通過。







そこに・・・・・・





「ピーーーーーーーーッ!!!」




審判の笛が鳴る。




審判の右手が上がる・・・

上げた右手の掌は閉じている・・・



掌が閉じている場合は・・ファウルを意味する。



(どっち・・・・・?)



・・・会場は静まり返っていた。


続く
 

第68話 4番の登場

 投稿者:S  投稿日:2011年 9月 7日(水)22時24分41秒
返信・引用
  DOUBLE DRIBLE 63
RED SHARKS   53

第4クォーター2分が経過。

#10大矢の個人技により,またしても10点差となる。


関「あいつに,”流れ”という辞書は無いんか・・・?」

田原「10番といい15番といい,相手チームに流れが傾きそうなところで,いつも止めてるな・・」

益田「厄介だな・・・(あぁいう人材がうちにはいないな・・まぁ強いて言えば白丸くらいか。)」



RED SHARKSの攻撃。



「バシーーッ!!!」



小林(和)「!!!!!!!????」




#4小林(和)が個人技で仕掛けるも,#15田口がこれを止める。しかし・・・,



「ピーーーッ!!!」(審判の笛)


審判「ファウル黒15番(田口)!!」

#15田口のファウルで小林(和)にツーショットが与えられる。


田口「ふーーーっ。」(汗を拭う)


小林(和)「(ファウルか・・。流れの中で決めさせない気だな・・。)」

(第1クォーターに俺が大矢にやったことと同じ作戦か)


#15田口の狙い通りであった。




「ザシュッ!!」


#4小林(和),得たフリースローの1本目を外すものの,2本目を沈める。



DOUBLE DRIBLE 63
RED SHARKS   54


また一ケタ差となる。




DOUBLE DRIBLEの攻撃。


DOUBLE DRIBLEは,#10大矢にボールを集める。



「ダムッ!」


またしても,ドリブルイン。


小林(祐)「(そのまま来るか!?それともさっきのシュート!?)」




小林(祐)「!!!!!!!????」


#10大矢,バックステップにより#8小林(祐)との距離を空け,素早くジャンプシュートへ。



関「(バックステップにストップ&ジャンプシュートか!!なんなんだこいつ・・)」



小林(祐)「(くそが!!オレの足踏ん張れ!!)」


#8小林(祐),距離を空けられたものの,喰らい付き,懸命に手を伸ばす。


小林(祐)「(届けーーー!!!)」





「ビシッ!」



大矢「!!!!!!!????」



小林(祐)「・・・・触った!!!」






「ガンッ!!」


執念が稔る。




小林(和)「(デカシタ!!)」



「リバウンドォーーーーッ!!!」





「バシーーッ!!!」


リバウンドを#6高橋が捕る。




DOUBLE DRIBLE攻撃失敗。



田口「(ちっ・・・)」






「前ーーーーーーっ!!!!」



DOUBLE DRIBLE「!!!!!!!????」




なんと,前線に走っていたのは・・・・#4小林和也。



遠藤「しまった!!(セーフティーを怠った)」


#4小林は,#6高橋がリバウンドを捕る前に走り出していたのだ。



関「ここで,速攻か!!」




#6高橋からロングパスが送られる。




そして・・・





「バスッ!!」



DOUBLE DRIBLE 63
RED SHARKS   56




「おおおおおぉぉぉーーーー!!!」

「7点差だーーーーっ!!」


「RED SHARKS,第4クォーター3分弱で8得点!これは分からんぞ!!」



RED SHARKSベンチ,大盛り上がり。


一方のDOUBLE DRIBLEベンチ,静寂している。

それもそのはず。ここにきて,DOUBLE DRIBLEの十八番である”速攻”を決められたからだ。



#4辻が立ち上がる。

そして,オフィシャルに交代を告げる。





DOUBLE DRIBLEの攻撃。


ゆっくりとボールを展開し,最終的に#5奥野にボールが渡る。

対峙するのは#6高橋。



奥野「平面なら・・・・オレだ!!!」




「ダムッ!」


高橋「!!!!!!!????」


#5奥野のスピードに付いて行けず,あっさりと抜かれる。

そして,そのままレイアップへ・・・・


奥野「(よし!もらっ・・・・)」







「バシーーッ!!!」



奥野「!!!!!!!????」




#11宮下のブロックショット。





しかし・・・,



「ピーーーッ!!!」(審判の笛)



審判「ファウル白11番!!」


#5奥野にツーショットが与えられる。


宮下「ふーーーっ。」(汗を拭う)


そして,ちらっと#15田口の方を向き,笑う。

(さっきのお返しだ)



田口「(・・・・このやろう)」




ここで・・



「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ黒!」

DOUBLE DRIBLEの選手交代。

#9中野渡に代わって,#4辻がコートに入る。



益田「・・・来たか。」



これで,両チームともにスタメンに戻る。




「ザシュッ!!」


#5奥野,得たフリースローを1本だけ沈める。



DOUBLE DRIBLE 64
RED SHARKS   56



・・・8点差。

残り時間5分を切り,4ファウルした両キャプテンがコートに立つ。

互いに,あと1つのファウルで退場となる中,首位をかけた試合の終盤を迎える。


続く
 

第67話 4番の巻き返し

 投稿者:S  投稿日:2011年 9月 2日(金)17時27分24秒
返信・引用
  DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   48

第4クォーター開始。


「おおおおおぉぉぉぉーーーー!!!」

コート上のメンバーを見て会場が沸く。

関「頭から登場か・・・」

益田「だろーな。追い付くためには絶対だ。」

関「賭けだな。退場したら負け,そーじゃなければ・・・」

益田「・・・可能性はあるな。(それだけ4番(辻)の不在はデカイ。)」



コート上のメンバー。


DOUBLE DRIBLEのメンバー
PG:#12:遠 藤
SG:#10:大 矢
SF:#15:田 口
PF:#9:中野渡(シックスマン)
C:#5:奥 野


RED SHARKSのメンバー
PG:#13:前 川
SG:#8:小林祐
SF:#11:宮 下
PF:#4:小林和
C:#6:高 橋


4ファウルの小林(和)がコートに立つ。

小林(和)「(追い付くぞ!!退場はしない。)」


一方の4ファウルしたDOUBLE DRIBLEキャプテンはベンチのまま。

辻「4分間はお前たちに託したぞ。」



****************************************

第4クォーター開始前-

RED SHARKSベンチ。

小林(和)「良くやった!!リョータ(前川)!!」

前川「諦めてたまるか!」

ベンチ全員が前川の頭を叩き迎える。

小林(祐)「舞台は用意しましたよ和也さん。ラストクォーター暴れて下さい。」

小林(和)「よし!13点差なら絶対追い付ける!みんな,最後の力を振り絞るぞ。」

全員「おしっ!」



一方のDOUBLE DRIBLEベンチ。

辻「・・・・・・。頭から出ようか。」

田口が辻を抑える。

田口「辻さん,まだ(頭からは)早いです。最初は俺たちに任せて下さい。」

辻「でも・・・・」

遠藤「・・・・4分間。」

辻「ん?」

遠藤「4分間だけ俺たちに任せてもらえますか。」

奥野「まずくなったら出ればいいっすよ。それまでは俺たちでなんとか。」

辻「そうか。・・・・・分かった,お前たちを信じる。」

****************************************



RED SHARKSボールでスタート。


マッチアップ。

PG:#13前川 に・・・#10大矢
SG:#8小林祐に・・・#12遠藤
SF:#11宮下 に・・・#5奥野
PF:#4小林和に・・・#9中野渡
C:#6高橋 に・・・#15田口


奥野「さぁ!一本止めるぞ!」

全員「おっしゃぁ!!」


小林(和)「ゴール下・・・・・(それで)大丈夫か?(微笑)」


#13前川から左ローポストの#4小林(和)にボールが渡る。


小林(和)「・・・お前(9番)で俺を抑えれるのか?」



「ダムッ!」


#9中野渡を一発で抜く。


中野渡「ぐっ・・(くそ)」


ヘルプで#15田口が来る。


また,ローテーションにより#6高橋には#5奥野が付いている。

奥野「(ここ(6番)へのパスは通させない。)」


完璧なローテーション・・・・・・しかし,




「ビッ!!」



「!!!!!!!????」


奥野,田口「(どこへのパス!?)」



ボールは・・・


右0度,フリーの#8小林(祐)に渡る。


遠藤「し,しまったぁ!!!!」



右0度からのスリーポイントシュートを放つ・・・




小林(祐)「来いっ!!!!!」






「ザシュッ!!」



DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   51




「よっっしゃぁぁぁーーーー!!!!」


小林(和)「よく決めた!!」


関「ファーストプレイが3Pかよ・・・・(驚愕)」

田原「今のよく決めたなぁ。」

益田「20点差もあったのにな・・・」

関「たったの2分ちょいで10得点か・・・凄まじいな。」

益田「やはり(4番)がデカイ。」






「バシーーッ!!!」


DOUBLE DRIBLE攻撃失敗。

リバウンドを#6高橋が捕る。


田口「(ふーーっ。流石にリバウンドはこいつに適わねぇな・・・)」




DOUBLE DRIBLE,無得点が続く。



第4クォーター1分が経過しようとしていた。

RED SHARKSの攻撃。

先程と同じ展開。



#13前川から左ローポストの#4小林(和)にボールが渡る。


中野渡「(また自分で来るのか・・・?)」



「ダムッ!」


またもや#9中野渡を一発で抜く。


中野渡「(分かってても止められない・・・)」


ヘルプで再び#15田口が来る。


また,ローテーションにより#6高橋には#5奥野が付いている。

完璧なローテーション。

奥野「(ここ(6番)へのパスは通させねーぞ。)」





小林(和)「関係ねーよ。」



「!!!!!!!????」



「ビッ!!」


奥野「(なっ!?)」



ボールは・・・


#6高橋に渡る。






小林(和)「蹴散らせ。」




「ダムッ!」



奥野「うぉっ!!!」



益田「あいつ(5番)にゃ無理だ。」





「バスッ!!」



ゴール下を沈める。


DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   53




「よっっしゃぁぁぁーーーー!!!!」


「一ケタ差ぁーーーー!!!」


ベンチが異常なほどに盛り上がっている。



辻「(やばいな)・・・・行くか。」


DOUBLE DRIBLEベンチでも,座っていた#4辻が立ち上がる。




しかし,#10大矢がそれを留める。

ジェスチャーで右手を挙げている。

大矢「(まぁまぁ。)」


辻「ふっ(笑),点取るから黙って見てろってか。」




DOUBLE DRIBLEの攻撃。

#12遠藤がボールを運ぶ。


RED SHARKSのマッチアップ。

PG:#12遠藤 に・・・#13前川
SG:#10大矢 に・・・#8小林祐
SF:#15田口 に・・・#11宮下
PF:#9中野渡に・・・#4小林和
C:#5奥野 に・・・#6高橋


4ファウルの#4小林(和)は9番をマーク。

#10大矢には前のクォーターからマークしている#8小林(祐)。


外で展開していたボールは最終的に,

#10大矢に渡る。



「ダムッ!」


小林(祐)「!!!!!!!????」


躊躇することなく,ドリブルを選択。


しかし,ディフェンスはしっかりと付いていく。

小林(祐)「(その準備は出来てる!)」


関「あの8番(小林祐),ディフェンスうめぇんだよな・・・」




小林(祐)「!!!!!!!????」


#10大矢,余り中に入り来らないうちに,素早くジャンプシュートへ。



関「(ストップ&ジャンプシュートか!!)でも・・・」



ただ,8番のマークは外れていなかったため,体勢が崩れたままのシュートとなった。


関「・・・無理に行き過ぎだ。そんな焦って打ったって・・・」





「ザシュッ!!」



DOUBLE DRIBLE 63
RED SHARKS   53



「おおおおおぉぉぉぉーーーー!!!!」


関「(それ)決めるかぁ・・・(唖然)」



再び10点差。


立ち上がっていた#4辻も,ゆっくりと腰を下ろす。

第4クォーター2分,#4小林(和)が巻き返しを図った中,#10大矢もビックプレイを見せた。


続く
 

第66話 後半戦の行方

 投稿者:S  投稿日:2011年 8月24日(水)20時51分30秒
返信・引用
  DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   41

第3クォーター残り2分。


RED SHARKSタイムアウト。


宮下「くそーーっ!!」

ベンチが静まり返っている・・・・。
そんな中,主将が口を開く。

小林(和)「・・・どうした?これで終わるのか?」

宮下「和也さん・・・」

小林(和)「先週のFREE PLAYERSとの試合,こっちが何度離しても相手は諦めずに喰らい付いて来たんだろ?」

「全員,粘り強い相手できつかったって言ってたよな?」

ベンチ「・・・・・・」

小林(和)「同じ”思い”させてやれよ。」

ベンチ「!!!!!!!????」

小林(和)「4ファウルやった俺が言うのもあれだが,俺がいなくても問題無いだろ。それだけのメンバーがこっちにもいるはずだ。」

高橋「・・・どんどん仕掛ける。そして,4番を追い込む。そうしたらあっちに俺を抑える奴はいなくなる。」

小林(和)「そうだ。そうすれば未だ逆転のチャンスは生まれる。第4クォーターは頭から出る。なんとかそれまでに・・・そーだな15点差には縮めてくれ。」

小林(祐)「やります!ていうかやってやる!」

小林(和)「ミヤ(#11宮下),ユウ(#8小林),頼んだぞ。」



試合再開。



「ダムッ!」

#6高橋がドリブルを仕掛ける。



「バスッ!!」

ゴール下を沈める。


DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   43



小林(和)「よぉぉぉーーし!!そーだ。どんどん仕掛けろ!」

ベンチで声を飛ばす。



田口「辻さん,オッケーオッケー。手出さなくていいよ!」



DOUBLE DRIBLEの攻撃。

#12遠藤を起点にボールを展開。

#10大矢が1対1を仕掛ける・・

ディフェンスを引き付け,ボールを出す・・


最終的に#4辻にボールが渡る。(ハイポスト)
1対1の構え。


「勝負!!」


「ダムッ!」

バックロールで一気にゴール下へ進入。


高橋「ぐっ・・・・」


ステップを踏み,シュートへ・・

#6高橋がブロックへ飛ぶ・・



「!!!!!!!????」



フェイク。


高橋「(しまった!!!)」


左足を軸に,右足を前に踏み出し,#6高橋を交わしてワンハンドジャンパー・・


益田「うまい。」


辻「もらったぁ!!」




「ドンッ!!」


「!!!!!!!????」




「バスッ!!」






「ピーーーーーッ!!」(審判の笛)




「・・・・・・・・・・・・・・」

会場が静まり返る・・・




辻「ハァハァ・・・」



辻の目の前に,大の字で倒れている一人の選手・・・


白のユニフォーム背番号11。




審判のコール。



「ノーバスケット!!!!」

「・・・オフェンスチャージング!!・・・黒4番!!」



その瞬間,RED SHARKSベンチが騒ぐ・・



「よっしゃぁぁぁーーーー!!!!」


小林(和)「でかした!!ミヤ!!」



大の字で倒れていた#11宮下,高々に手を挙げガッツポーズ。

倒れた宮下に小林(祐)が手を差し延べる・・


小林(祐)「ナイスです。宮さん!!」

宮下「おぅ!」



一方の辻。

両膝に手を当て,俯いている。

辻「やってしまった・・・・」

田口「辻さん・・ドンマイです。相手が一枚上手でした。」



オフィシャルテーブルの「4」のランプに光が灯った。

第3クォーター残り1分半,#4辻,無念の交代。


コートから両キャプテンが退くこととなった。


益田「・・・最悪の事態だな。」

関「インサイドがいなくなるだけなら未だしも,キャプテンでもあるからな・・」

田原「救いは点差が付いていることだけかな・・」

関「でも。未だ10番(大矢)と15番(田口)がいるからな。」

益田「さて,どーなるものやら・・・(おもしろくなってきたな)」



#4辻に代わって,#5奥野がコートに入る。



コート上のメンバー。


DOUBLE DRIBLEのメンバー
PG:#12:遠 藤
SG:#10:大 矢
SF:#15:田 口
PF:#9:中野渡(シックスマン)
C:#5:奥 野


RED SHARKSのメンバー
PG:#13:前 川
SG:#8:小林祐
SF:#11:宮 下
PF:#7:館 野(シックスマン)
C:#6:高 橋



RED SHARKSの攻撃。

残り時間1分30秒を切る。


マークマン。


PG:#13前川 に・・・#10大矢
SG:#8小林祐に・・・#12遠藤
SF:#11宮下 に・・・#5奥野
PF:#7館野 に・・・#9中野渡
C:#6高橋 に・・・#15田口



「ビッ!!」

#13前川から#6高橋にボールが渡る。



「ダムッ!」

#6高橋がドリブルを仕掛ける。


田口「(まだ仕掛けてきやがるか!!)」


ヘルプとして#9中野渡も寄る。

先程と同様,2人で6番を囲いに掛かる・・・



が,



「ビッ!!」



「!!!!!!!????」


#6高橋の選択はパス。



フリーの#7館野にボールが渡る。


左0度からジャンプシュートを放つ・・・





「ザシュッ!!」



DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   45


連続得点。



さらに・・・


「ガンッ!!」


DOUBLE DRIBLE#5奥野のシュートが外れる・・



「バシーーッ!!!」


そのリバウンドを#6高橋が捕る。



益田「やはり,ダブドリは4番の不在が痛い。リバウンドはあの6番の独壇場だ。」



速攻。

#11宮下と#8小林(祐)が2対1の形を作る。(ボールは#11宮下が所持)


ディフェンスは#12遠藤,唯一人。

遠藤「(どっちで来る・・・?)」


#11宮下が選択したのは・・・・



直接であった。



遠藤「(直接か!!)」


「バシーーッ!!!」


「!!!!!!!????」


ブロックで止める。


辻「よしっ!!」


が・・・・


外に飛んだボールは・・・フリーの#13前川に渡る。


小林(和)「打てーーーーーっ!!!」


「ビッ!!」



スリーポイント。





「ザシュッ!!」


DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   48



「おおおおおおぉぉぉーーーー!!」


連続得点で7点を記録。

#4辻がコートを去り,RED SHARKSが脅威の粘りを見せた。


そして,第3クォーター終了。

13点差で最後のクォーターを迎える。

続く
 

第65話 RED SHARKSの狙い

 投稿者:S  投稿日:2011年 8月19日(金)21時30分50秒
返信・引用
  「ビーーーーーッ!!」第2クォーターの終わりを告げるブザーが鳴る。

第2クォーター終了。


DOUBLE DRIBLE 43
RED SHARKS   30


DOUBLE DRIBLE,第2クォーター残り2分半で怒涛の攻撃を披露した。
取った13得点のうち,9得点を#10大矢が記録。


ハーフタイム。

小林(和)「ハァハァハァ・・」

小林(祐)「(和也さん・・・)」

ファウルを4つしたにも関わらず,試合に出続けた#4小林。
しかし,退場を恐れ,きつく当たっていたディフェンスも影を潜め,#10大矢にやられ続けた。

宮下「和也さん,これ以上点差が離れるのはマズイ。一度,交代して下さい。」

小林(和)「それはできねぇ。10番を誰がマークするんだよ。(ハァハァ)」

宮下「でも,和也さんがいないと終盤追い付けない。ここで退場されたら,そこで試合が終わってしまいます。勝負は第4クォーターで・・」

小林(祐)「10番は俺がマークします。」

小林(和)「・・・くそっ。分かったよ。じゃあ,第3クォーターはお前たちに託す。それと・・・」



第3クォーター開始。


DOUBLE DRIBLEのメンバー
PG:#7: 林
SG:#8:小林大
SF:#15:田 口
PF:#9:中野渡(シックスマン)
C:#4: 辻


RED SHARKSのメンバー
PG:#13:前 川
SG:#8:小林祐
SF:#11:宮 下
PF:#7:館 野(シックスマン)
C:#6:高 橋


関「DOUBLE DRIBLEは3人も交代か・・。余裕だな。」

益田「でも,ベンチを見る限り,4番(辻)の控えがいなさそうだな。」

関「まさに大黒柱。キャプテンで唯一のセンター。辻さんがいなくなったらチームは大丈夫なんだろうか?」

益田「・・・・・・・」


関と益田の嫌な予感がこの第3クォーターで的中することとなる。



「ダムッ!」

#6高橋がドリブルを仕掛ける。


「ビシーーッ!!」


「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。


「!!!!!!!????」


審判「ファウル黒4番(辻)!!」

辻「ちっ・・」



小林(和)「(よし・・・)」


辻,ファウル2回目。




さらに・・・

「ダムッ!」

またもや#6高橋がドリブルを仕掛ける。


辻「くっ・・」


「バスッ!!」


ゴール下を沈める。


DOUBLE DRIBLE 47
RED SHARKS   36



小林(和)「いいぞぉ!!!”ソレ”だ!」


関「それ?」



なおも・・・

「ビッ!!」


#6高橋にボールが渡る。


辻「!!!!!!!????」



益田「全て6番にボールを預けてる・・・」

関「まさか・・・」




「ダムッ!」

#6高橋がドリブルイン。


辻「何度もやられるかーー!!」


「辻さん,ダメ!!!」




「ビシーーッ!!」


****************************************

第3クォーター開始前-

RED SHARKSベンチ。

小林(和)「じゃあ,第3クォーターはお前たちに託す。それと・・・」

「第3クォーターは高橋にボールを預けろ。そして,全部自分で仕掛けろ。・・・オレと同じ目を合わせて来い。」

高橋「・・・はい。」

****************************************




「ピーーーーーッ!!」(審判の笛)







「バスッ!!」




「!!!!!!!????」





審判「バスケットカウントワンスロー!!」




辻「(やっちまった・・・・・・)」


小林(和)「よしっ!!」



DOUBLE DRIBLE 47
RED SHARKS   38


オフィシャルテーブルの「3」のランプに光が灯った。


遠藤「まさか・・・」

大矢「狙われてる・・」




DOUBLE DRIBLEの攻撃。


「ザシュッ!!」


「おおおおぉぉぉーーーー!!」

#15田口のミドルシュートが決まる。



関「このクォーターの点数,全部15番が決めてる。」

田原「流れがRED SHARKSに傾きそうな展開ばかりなのに・・・」



遠藤「流石,うちのエース!」



関「!!!!!!!????」

「(エースは10番じゃねーぇの?)」



関らは知らないが,DOUBLE DRIBLEのエースナンバーは”15番”であった。
確かに10番が目立つが,実は10番と同等に15番も得点を決めていた。
それに,10番はあくまでもガード。フォワードはこの15番である。


田原「そんな選手が2人もいるのか・・・」

益田「益々,4番が重要だな。4番がいなくなってしまえば,(周囲は)そうシュートには行けないだろう。」




辻「ナイッシュー。」

田口「辻さん,いなくなったらダメっすよ。手出さないように。」

辻「おぅ。お前のシュートで目が覚めた。冷静に行くわ。」





しかし,RED SHARKSは#6高橋にボールを入れ続ける。



「ダムッ!」

#6高橋がドリブルイン。


高橋「!!!!!!!????」


辻と田口の2人で6番を囲う。

田口「2人で抑えれば問題ない!!」


高橋「(ぐっ・・・!!)」

小林(祐)「出せーーー!!!」




「ピーーーーーッ!!」(審判の笛)



審判「(6番)3秒オーバータイム!!」



DOUBLE DRIBLEベンチ「おっしゃぁぁぁーーーー!!!」

「ナイス!!!」



そして・・・


「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ黒!」

DOUBLE DRIBLEが選手交代。

#10大矢と#12遠藤をコートに戻す。


関「このタイミングでか・・・絶妙な交代だ。」



そして,一気に畳み掛ける。


#10大矢と#15田口の両エースが怒涛の攻撃を披露した。



数分経過。


「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「タイムアウト白!」RED SHARKSがタイムアウトを取る。



第3クォーター残り2分。



現在のスコア・・・


DOUBLE DRIBLE 61
RED SHARKS   41


点差が20点に開く。

第3クォーター終盤,DOUBLE DRIBLEが大きくリードする形となった。

続く
 

第64話 ファウルトラブル

 投稿者:S  投稿日:2011年 8月18日(木)20時02分58秒
返信・引用
  DOUBLE DRIBLE 20
RED SHARKS   16

第2クォーター開始。

両チームともに選手交代はなし。スタメンのまま。

RED SHARKSボールでスタート。

外でボールを回し,最終的に#11宮下へボールが渡る。


「ダムッ!!」


奥野「!!!!!!!????」


一気に相手を抜く。



「バスッ!!」


バンクシュートを沈める。


DOUBLE DRIBLE 20
RED SHARKS   18


第2クォーターはRED SHARKSが先制。


続いてDOUBLE DRIBLEの攻撃。


「!!!!!!!????」


遠藤「そー来たか・・」


#4小林(和),#10大矢に対してフェイスガード。

ボールを入れさせない作戦。


#4小林(和)「(ボールさえ渡さなければ大丈夫だ)」


遠藤「そう来るなら・・」


「ダムッ!!」


前川「!!!!!!!????」


#12遠藤,ドリブルイン。


ヘルプで#6高橋が出る。

宮下「出るな!!」


「ビッ!!」

バウンドパス。フリーの#4辻へボールが渡る。


すかさず,ヘルプに#11宮下が来る・・・も,


「ビッ!!」


逆サイドの#5奥野へパス。



「バスッ!!」


ゴール下のシュートが決まる。


DOUBLE DRIBLE 22
RED SHARKS   18



関「・・・うまい。」

益田「完全に崩した。」



第2クォーター開始4分間,第1クォーター同様,両チームともに点を取り合う。

その間,#10大矢は無得点。RED SHARKSのキャプテン小林が完全に抑えていた。


しかし,徐々にソレが崩れ始める・・・




「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。


審判「ファウル白4番(小林和)!!プッシング!」


小林(和)「(ちっ・・)」

ボールをもらえない#10大矢が動き回っていた結果,#4小林が10番を押してしまう。


宮下「和也さん大丈夫?」

小林(和)「ハァハァハァ・・」


大量の汗を流していた。

それもそのはず。

#10大矢は,オフェンスではただ動き回っているだけ。ディフェンスもただボールを運んでいる#13前川をマークしているだけで負荷はかからず。

一方,#4小林(和)は,ボールを持たせないためにディフェンスし,リバウンドにも行く,さらには長身の#15田口を相手にオフェンスを仕掛けていたことから,体力の消耗は誰よりも激しかった。


そして・・・


「!!!!!!!????」


第2クォーター残り3分で#10大矢に漸くボールが渡った。

小林(和)「(ちっ・・。一歩が出なくなってきやがった・・)」


「ダムッ!!」

#10大矢ドリブルイン。



「!!!!!!!????」


「早ぇぇぇ!!!」


一気に#4小林の横を抜く。


「・・くそっ!!」



「ビシーーッ!!」


(あ・・・・)


「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。


審判「ファウル白4番(小林和)!!」



辻「(よし・・・)」


オフィシャルテーブルの「3」のランプに光が灯った。



サイドラインからDOUBLE DRIBLEボールでスタート。

小林(和)「(なんとしてもこのクォーターだけはこいつ(大矢)を抑える!)」



「ダムッ!!」


またしても,#12遠藤のドリブルイン。

前川「(くそっ・・止められねぇ)」



関「あの12番メチャクチャうめぇ。マッチアップは俺か・・・」

益田「お前(関)とタイプが似てるな。」

関「負けられねぇ。」


右ゴール下に走り込んできた#15田口にボールが渡る。


小林(祐)「やべっ!見失ってた・・」


そこに・・・

小林(和)が来た。

小林(和)「簡単に入れさせねぇ!!」





「ビッ!!」



パス。




小林(和)「なっ・・・!!?」


振り返ると,そこにいたのは#10大矢。(左ゴール下)

#10大矢,ゴール下のシュートへ・・・



小林(和)「入れさせねぇ!!!」

俊敏な動きでブロックショットへ飛ぶ・・・


小林(和)「!!!!!!!????」






フェイク。





そして,#4小林がジャンプして降りてくると同時に,シュートへ飛ぶ・・・


宮下「和也さん!!手出すな!!」


小林(和),崩れるように#10大矢にぶつかる・・・


「ドンッ!!」





「ピーーーーーッ!!」(審判の笛)







「ザシュッ!!」




「!!!!!!!????」





審判「バスケットカウントワンスロー!!」




小林(和)「(やっちまった・・・・・・)」




DOUBLE DRIBLE 30
RED SHARKS   26





RED SHARKS#4小林和也。

第2クォーター残り2分半,痛恨のファウル4つ目。

続く
 

第63話 1勝同士の戦い

 投稿者:S  投稿日:2011年 8月11日(木)12時50分37秒
返信・引用
  FRIENDLY CUP 第2クールの第1戦が終了した。

挨拶を終えたメンバーがベンチに戻ってくる・・



秋山「勝った!勝った!お疲れぇーー!」

上井「お疲れーーっす!」

小渕「おっしゃ!」

関「ふーーーっ。って感じだな。」

伊藤「いやーー最後はマジで体張ったわ・・」(相当な汗を流している)



益田が関に話しかける。

益田「ホントに20点取ったな。そんだけ取らなかったら負けてたな。」

関「なんとかな・・・。必死だよ。おめぇもユウもいねぇからな・・」

白丸「今日は良く点を取ってくれた。次も頑張ってくれ!」(後ろから肩を叩く)

関「なんだよ。他人事みたいに・・。次試合来れないみたいじゃねーか。」

白丸「どーだろな。オレはその日暮らしだからな(笑) まぁ次は”弟”がいるから。」

関「次も来いよ。」




「次の試合の準備お願いします!」

関「おっと。皆!着替えてオフィシャルの準備!」

全員「はーーい。」







第2クール第2戦 DOUBLE DRIBLE×RED SHARKS

対戦チームのDOUBLE DRIBLEとRED SHARKSがコート上で練習をしている。
第1戦を終えた両チームは,着替えを済ませ,次試合の審判とオフィシャルの準備に取り掛かっている。


「ピーーーッ!!!!!!」

審判の白丸が試合開始1分前の笛を鳴らす。


関「さぁ,1勝同士の戦い。勝った方が優勝に大きく近づく。」

田原「どっちが勝つかな。おれたちといい勝負したRED SHARKSとCROSS OVERを圧倒したDOUBLE DRIBLE。」

益田「下馬評含めて,DOUBLE DRIBLE有利と見た。」

関「オレもそう思う。ただ,今日はキャプテンの小林がいる。彼を含めたベストメンバーがどの程度のレベルで試合を運ぶのか。」

伊藤「互角なんじゃねぇか?」

関「そうかもな。あ,でもRED SHARKSはDOUBLE DRIBLEに一度も勝ったことが無いって言ってたな・・」

伊藤「まぢか・・・どんだけ強ぇのよ。」




※本試合見所。(関の頭の中)

・キャプテン辻VS和製シャック高橋

・点取り屋大矢VSエーストリオ(#4小林和,#8小林祐,#11宮下)






そして・・・

「ビーーーッ!!!!!!」
試合開始のブザーが鳴る。



両ベンチからスタメンとなる選手が次々にコートに入る。



両チーム整列。

両チームのスターティングメンバー5人がハーフラインを反して並ぶ。

関「身長差は・・DOUBLE DRIBLEの方が高いな・・)」



DOUBLE DRIBLEのスターティングメンバー
PG:#12:遠 藤(175cm)
SG:#10:大 矢(178cm)
SF:#15:田 口(182cm)
PF:#5:奥 野(173cm)
C:#4: 辻 (180cm)


RED SHARKSのスターティングメンバー
PG:#13:前 川(166cm)
SG:#8:小林祐(174cm)
SF:#11:宮 下(173cm)
PF:#4:小林和(175cm)
C:#6:高 橋(182cm)



キャプテン同士,握手を交わす。

辻「いつも通りよろしく。」

小林和「今日は勝たせてもらいますよ。」



センターサークルには,辻と高橋が入る。

益田「やっぱこの2人か・・」


大観衆が見守る中,ティップオフ!


審判の手から宙に舞ったボールに2人が飛びつく。


「バシーーッ!!!」

制したのは・・・#4辻。


益田「だろーな・・」



DOUBLE DRIBLEボールでスタート。

#12遠藤がボールを運ぶ。


RED SHARKSのマークマン。

PG:#12遠藤に・・・#13前川
SG:#10大矢に・・・#4小林和
SF:#15田口に・・・#8小林祐
PF:#5奥野に・・・#11宮下
C:#4 辻 に・・・#6高橋


関「PFの小林(和)が,10番に付くか・・・。ということは,相当ディフェンスがいいんだな。」


#12遠藤,右サイドの#5奥野にパスを送る。

関「はぁ?何で5番が外に?(中のプレーヤーだろ?)」


「ビッ!!」(パス)


「!!!!!!!????」


右ローポストにポジションをとった#15田口にボールが渡る。


関「で,15番が中!?(どーいうことよ・・)」


ミスマッチ。


小林祐「(やべっ,ゴール下入られた・・)」



「バスッ!!」


#15田口,長身を活かし,ゴール下を沈める。


先制点はDOUBLE DRIBLE。


DOUBLE DRIBLE 2
RED SHARKS   0



RED SHARKSの攻撃。

DOUBLE DRIBLEもマンツーマンディフェンス。


マッチアップ。

PG:#13前川 に・・・#10大矢
SG:#8小林祐に・・・#12遠藤
SF:#11宮下 に・・・#5奥野
PF:#4小林和に・・・#15田口
C:#6高橋 に・・・#4辻


関「こっちも同じポジションでのマークにはなっていない・・」

(お互いのことを知っているからこその戦略か・・・)


#13前川,ハイポストの#6高橋にパス。

#6高橋の前を通るようにして,#8小林(祐)がボールを受け取る。

マークの#12遠藤を#6高橋にぶつける。(ブロックさせる)

そのままジャンプシュートへ・・

しかし,ヘルプが来る・・・も,

ゴール下へのパス・・


「ナイスパス!!」

ゴール下に走り込んだ#11宮下がシュートを決める。


「バスッ!!」


DOUBLE DRIBLE 2
RED SHARKS   2




ゲーム開始から6分間,両チームともに点を取り合う。


#4辻のゴール下!「バスッ!!」

#8小林(祐)のミドルシュート!「ザシュッ!!」

#12遠藤のジャンプシュート!「ザシュッ!!」

#4小林(和)のゴール下!「バスッ!!」

#15田口のシュート!「ザシュッ!!」

#6高橋のゴール下!「バスッ!!」


両チームともに,目立ったミスもなくゲームが進んだ。


第1クォーター残り1分・・


DOUBLE DRIBLE 16
RED SHARKS   16


全くの互角。

関「やるなぁ・・。」

田原「強いね。」

伊藤「何なのよこれ・・」

益田「でも・・・DOUBLE DRIBLEは10番が未だ点を決めていない。」

関「そーいえば・・。小林(和)さんやるなぁ。」

益田「そういう意味じゃなくて,10番が点を取っていない状況で互角(同点)。」

「!!!!!!!????」

関「そういうことか・・。これで10番も点を取り出したら・・・」

田原「でも,そこをよく抑えているよね・・」



この後,その10番が点を取り始めることとなる。


DOUBLE DRIBLEの攻撃。

トップで#12遠藤がボールを保持。

左サイドの#10大矢がハイポストの方に動き出す。


小林(和)「(来たな!)」

#10大矢に付いて行く・・・


が,



「ガシーーーッ!!」


小林(和)「痛っ!」


#4辻のスクリーン。

小林(和)「スクリーンって言えよ!!」(#6高橋に向けた言葉)

「スイッチ!!10番に付け!」



「ビッ!!」


#10大矢にボールが渡る。


#6高橋(和製シャック)が10番に付こうとしたが・・・

10番は既にシュートを打ち終えていた・・


関「早っ!!」

(すげぇクイックネス・・・)



小林(和)「(やられた・・)」




「ザシュッ!!」



DOUBLE DRIBLE 18
RED SHARKS   16



関「決めちゃうんだぁ・・・ハハハ」

田原「あんな早いシュート止められないよ・・・」




さらに・・


「ガンッ!!」


ようやく,この試合初めてのシュートが外れる。


宮下「ちっ・・」



「バシーーッ!!!」


リバウンドは#4辻。




「ビッ!!」


「!!!!!!!????」



ロングパス。


先頭を走っていたのは・・・


#10大矢。


速攻でレイアップに行く・・


小林(和)「行かせねぇ!!」

いち早く戻っていた#4小林。

ブロックに行く・・・



「バシーーッ!!!」



大矢「!!!!!!!????」




「ガンッ!!」


ボールがリングに弾かれる・・が,



「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。


審判「ファウル白4番(小林和)!!」

小林(和)のファウルで#10大矢にツーショットが与えられる。


小林(和)「ファウルか・・。まぁ流れの中で決められるよりはマシだ。」




「ザシュッ!!」


#10大矢,得たフリースロー2本ともに沈める。



DOUBLE DRIBLE 20
RED SHARKS   16



関「ここで速攻か・・・全然気を抜けねーじゃん・・でも,よく追い付いたなー流石小林さん。」

田原「早いなぁ・・・(速攻)」

益田「(リバウンドを簡単に捕られるのだけは避けねば・・)」

秋山「レベル高ぇ・・・」




そして,
「ビーーーーーッ!!」第1クォーターの終わりを告げるブザーが鳴る。

第1クォーター終了。DOUBLE DRIBLEが4点リード。第2クォーターへ・・

続く
 

第62話 3度目となる対決の結末

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月30日(土)14時01分3秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 50
CROSS OVER  48

残り時間・・・2分20秒。


現在のコート上のメンバー。

FREE PLAYERS
PG:#4関下
SG:#10白丸
SF:#6田原
PF:#8松井
C:#5伊藤

CROSS OVER
PG:#4山崎
SG:#5
SF:#8木田
PF:#14(秘密兵器)
C:#9大田原



#4関がボールを運ぶ。

CROSS OVERはガッチリと2-3ゾーンを組む。

前列二人はスリーポイントを警戒し,若干前目にポジションをとる。

山崎「(4番と10番のスリーポイントだけは避けなければならん・・・)」


FREE PLAYERSベンチも固唾を飲んで見守る・・

秋山「(どうなる・・・)」

益田「(ここは一本大事だぞ・・・)」



関,右サイドの田原へパスを送る。


#5伊藤と#8松井が中で懸命に動く・・

伊藤「(3秒だけは気を付けないと・・・)」


関と白丸がポジションを交換。

田原,トップに来た白丸にボールを渡す・・

リターンパスで再度田原へとボールを繋ぐ・・


ハイポストに伊藤が入る。松井は左のローポスト。


田原「(空いた!!)」


「ビッ!!」


ロングパス。




CROSS OVER「!!!!!!!????」


左0度付近,フリーの関にボールが渡る・・

伊藤と松井が動き回った結果,ゾーンが若干崩れ,一瞬だけ関がフリーとなっていた。


関,すぐさまジャンプシュートへ・・

右の後列にいた8番は間に合わない。


関「(もらった・・)」



「ビッ!!」




関,右手を高々と挙げている・・





「ザシュッ!!」




FREE PLAYERS 52
CROSS OVER  48



その瞬間,FREE PLAYERSベンチが騒ぐ・・



秋山「おっしゃぁぁぁーーー!!」
上井「ナイッシューーーーッス!!」

益田「良くやった!!」




残り2分・・4点差。




CROSS OVERの攻撃。

マーク。

PG4番に・・関。

SG5番に・・白丸。

SF8番に・・田原。

PF14番に・・松井。

C9番に・・伊藤。


伊藤「(やっと9番をマークだ!ぜってぇやられねぇ!)」


山崎「(ちっ。インサイドを徹底マークか・・。しょうがねぇ・・)」


トップの4番から左サイドの8番へボールが渡る。

8番,ドリブルで1対1を仕掛ける・・(左方向にドリブル)

が,#6田原が簡単にはやらせない。コースを切る。


益田「ヒロキ,ナイディ!(ナイスディフェンスの意味)」


田原「!!!!!!!????」


8番,バックロールで田原を一気に抜く・・


バックロールしたため,右方向へのドリブルでハイポストの方に向かう・・
また,9番の長身センターが田原にスクリーンをかけたため,田原は8番に付いて行けず・・

田原「ヘルプ!!」

フリースローライン近傍,8番ジャンプシュートへ・・


しかし,ヘルプで松井がブロックに飛ぶ・・

小渕「松さん!ナイスヘルプ!!」


が・・・


松井「!!!!!!!????」


「ビッ!!」


右方向にパスを送る・・・



会場「おおおぉぉぉーー!!!」(ここでパスか!?)


松井「(なっ・・。誰へのパス・・?)」


関「あ!!(やっべ,見失ってた・・・)」


8番の横,走り込んで来たのは・・・



4番山崎。



4番「ナイスパス!!!」

(もらった!!)


ゴール下のシュートへ・・・







「バシーーッ!!!」





「!!!!!!!????」


山崎「(なんで・・・?)」




RED SHARKSの11番「そぅそぅ。そこには”こいつ”がいるんだよ・・」

(思い出したくもねーーやつがな。)




#10白丸のブロックショットが炸裂。



FREE PLAYERSベンチ「おおおぉぉぉーー!!!」

小渕「すげぇ・・・」



こぼれたボールを・・・


「バシーーッ!!!」



#5伊藤がもぎ取る。

伊藤「ルーズボールはやらん!!」


関「ショージ!!」

伊藤「おぅ!」

関へボールを渡す。


「前っ!!!」


「!!!!!!!????」

山崎「(あいつ飛んだばかりだろ・・・)」


関からロングボールが送られる。


#10白丸へボールが渡る。


関「行けーーー!!!」


白丸そのまま突っ込む・・・

しかし,インサイドの2人,9番と14番が戻っている・・


白丸「関係ねーー」


レイアップへ・・

9番と14番はブロックへ飛ぶ・・


「叩き落とす!!」


「!!!!!!!????」


なんと,白丸はダブルクラッチ・・


「うめぇぇぇーーーー!!!!」


ディフェンス2人を掻い潜って放ったボールは・・・





「ガンッ!!」




外れる。


白丸「げっ!!」



秋山「おしぃぃーーーっ!!」

白丸「(ちぇっ・・。外れちまったか・・)」


関「ディフェンス!!」


白丸,自陣のコートへ戻ってディフェンスに付く。




残り1分30秒を切る。


4番,ハイポストに入った長身センター9番にボールを送る・・

伊藤「(来るなら来いっ!!)」

9番仕掛ける・・

ドリブルして伊藤を抜きに掛かる・・

伊藤,一歩下がる・・


伊藤「!!!!!!!????」


その瞬間,9番はジャンプシュートへ・・

伊藤「(やべっ!それは頭に無かった・・)」


懸命にチェックに行こうとするが,全然届かず・・


が・・


9番「!!!!!!!????」


伊藤の横から#10白丸が現れる。ブロックへ・・


9番「(なんでそこにいんのよ・・・)」

RED SHARKSの11番「だからそこにやつは現れるんだって・・・」



9番「(打つしかねぇか・・・・ん!?)」


「ビッ!!」


白丸「何っ!?」



パス。


ゴール下,フリーの5番へボールが渡る・・(5番は白丸のマークマン)

5番「(フリーにしてくれてありがとよっ)」



「バスッ!!」



FREE PLAYERS 52
CROSS OVER  50



きっちりとゴール下を決める。

9番「(あっぶねぇ・・)」



会場「おおおぉぉぉーー!!!」

「また2点差だぞ!?」

「どうなる!?」




・・・試合時間残り1分。

1分もあれば,CROSS OVERは十分逆転可能であった。

しかし,FREE PLAYERSは守りに守った。

伊藤および松井ともに,懸命に体を張り,長身の相手に最後まで仕事をさせなかった。

スクリーンアウト,シュートチェック,パスコースの遮断。

最終的に,試合を通して一番大きかったのは,FREE PLAYERSには交代できるインサイドがいたことであった。

方や相手チームはこの2人が出ずっぱり状態。仕事をする力は残されていなかった。



FREE PLAYERS対CROSS OVER

3度目となる対決は,残りの1分間,膠着したまま試合を終えることとなった・・・



「ビーーーーーッ!!」試合終了のブザーが鳴る。


FREE PLAYERS 52
CROSS OVER  50


FREE PLAYERS,第2戦勝利。
結局終わってみれば2点差という僅差であったものの,#7益田と#11小崎抜きでCROSS OVERのベストメンバーに勝利。


両チームが整列する。

審判「52対50でFREE PLAYERSの勝ち!礼っ!」

「ありがとうございましたーーー!!!」



試合結果-

FREE PLAYERS 52
CROSS OVER  50

1Q:13- 7
2Q:14-14
3Q:15-15
4Q:10-14

FREE PLAYERSスタッツ(※P=得点,M=出場時間)

#4:関  裕大/25P/32M
#5:伊藤 正次/ 4P/17M
#6:田原 弘樹/ 7P/30M
#7:益田  駿/ -P/未出場
#8:松井  圭/ 0P/10M
#9:小渕 洋介/ 0P/18M
#10:白丸 慎也/12P/30M
#13:秋山 陽介/ 4P/17M
#14:上井 勇太/ 0P/ 6M


続く
 

第61話 脅威の追い上げ

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月29日(金)12時48分45秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 47
CROSS OVER  38

第4クォーター2分が経過。



「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ黒!」

CROSS OVERも選手交代。

フォワードの11番に代わって,シックスマンの8番木田が投入される。

引き続き,2-3ゾーンを組む。
前列に,4番山崎と5番。
後列のサイドに,8番木田と14番の秘密兵器。
後列中央には,9番の長身センターが構える。


一方,FREE PLAYERSのマンマーク。

PG4番に・・関。

SG5番に・・白丸。

SF8番に・・上井。

PF14番に・・松井。

C9番に・・小渕。




CROSS OVERの攻撃。

4番を起点にボールを展開している・・


24秒タイマー残り8秒・・

右サイドの8番木田にボールが渡る・・



「!!!!!!!????」


益田「まずい・・」


関「・・・しまった。(アイソレーションだ・・)」


気づいた時には,両チーム全員左サイドに寄っていた・・
(FREE PLAYERSは寄らされていた・・)


8番と#14上井の2人だけを残して。


※アイソレーションとは,オフェンス4人がヘルプサイドに寄って,残りのプレイヤーに1対1をさせる戦術のことである。


木田「(悪いが,弱点を突かせてもらうよ・・)」


「ダムッ!」・・・・



****************************************

第4クォーター開始前-

CROSS OVERベンチ。

山崎「万が一,点差が離れたりしたら,きっと相手は大幅な選手交代をしてくると思う。」

「その時,14番が出てきたらチャンスだ。第3クォーターでの動きを見る限り,素人だ・・」

5番「そしたら?」

山崎「オフェンス力のある木田を入れて,ミスマッチ部分を突く。そして,点差を一気に詰める。」

木田「オーケイ。」

****************************************




「バスッ!!」



山崎「(よしっ!!)」

8番,1対1からレイアップを決める。




なおも,CROSS OVERの攻撃。

今度は,違う形でアイソレーションの形に持っていく。


「!!!!!!!????」


インサイドの9番と14番は,なんと3Pラインの外・・

4番と5番も外・・

小渕と松井もそれに引っ張られ,中から出ている・・


関「・・ダメだ!!!」



ゴール下に入った8番木田にボールが渡る・・

後ろには#14上井・・


誰もヘルプに行けず・・

関「(やられた・・・)」


上井「(む,むり・・・)」




「バスッ!!」


山崎,木田「よしっ!!」



FREE PLAYERS 47
CROSS OVER  42


伊藤「まずいんじゃね・・・?」

益田「5点差かぁ・・(接戦スキだな。)」




関「(やられた・・・ちゃんと考えてるな。相手を甘く見ていた・・)」

(しょーがねぇ・・経験を積ませようと思ったけど,流石にきついかな・・)


「ヒロキ!!交代!直ぐに準備して。」


益田「おっ,ヒロキもう出番だって。(全然休めないなヒロキ・・)」

田原「(早い・・)」



しかし,ファウルあるいはボールがラインを割らない限り,交代することは出来ないというのがバスケットというスポーツである。





「バシーーッ!!!」


FREE PLAYERSのシュートミス。リバウンドは長身センター9番。


益田「流れが悪い・・・早く交代を・・」





ここで最悪な展開が訪れる・・


4番がトップでドリブルしている・・

山崎「(流石にもうアイソレーションの形は作れねぇな・・)」


関と白丸が上井をフォローし,ケアしている。(ヘルプに行ける様に)


9番のハイポストにボールを入れる・・

右サイドの8番へ・・

8番,ドリブルを仕掛けるも,白丸がヘルプに来る・・

すかさず,逆サイドフリーの5番へロングパス・・

スライドして関が5番に付く。

4番が上井にスクリーンをかけ,8番はトップに移動・・(3Pライン外)

パスをもらいシュートの構え。白丸がブロックへ飛ぶ・・

その瞬間,中へドリブルイン・・

白丸「やべっ!」

そのまま,ランニングシュートへ・・



「ドンッ!」


「ピーーーーーッ!!」(審判の笛)



「バスッ!!」


審判「バスケットカウントワンスロー!!」



「!!!!!!!????」




8番にぶつかってしまったのは,#14上井。


通常,4番にスクリーンをかけらた場合,上井はそのまま4番に着く必要があるが,彼はそれを知らない。
スクリーンをかけられたにも関わらず,自分のマークである8番に移動してきたのだ。

上井「(やっちゃった・・。)」

白丸「(マークチェンジって言ってあげれば良かったな・・)うえっちスマン。」

関「(ふーーっ。簡単には勝たせてくれない・・か。)」



「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ白!」

FREE PLAYERSようやく選手交代。(ファウルしたため)

OUT#14上井⇒IN#6田原


上井ベンチへ戻る・・

上井「全然ダメだ・・。足引っ張っちまった・・。」

益田「ドンマイ。しょうがねー。」

伊藤「うえっちドンマイだ!」

上井,大量の汗を流し,座り込む。それだけ負荷がかかっていた証拠であった。

上井「(負けないでくれ・・これで負けたら俺のせいだ・・)」




プレー再開。

8番のボーナススロー・・


「ザシュッ!!」


3点プレーの完成。



FREE PLAYERS 47
CROSS OVER  45



CROSS OVER「2点差ぁぁぁーーー!!!」

山崎「よーーーしっ!!射程圏内だ!」



第4クォーター・・・時計は4分を経過している。

残り時間は4分を切り,3分代に突入。



FREE PLAYERSの攻撃。

関がフロントコートに入る。

サイドには白丸と田原。中には松井と小渕が構える。


山崎「(完全に俺らの流れだ。ここは時間をかけて攻めて来るだろう・・)」


「ビッ!!」


山崎「!!!!!!!????」


関,フロントコートに入るや否や,トップの位置からスリーポイントを放つ・・

山崎「(焦ったな!!)」


「リバウン・・!?」





「ザシュッ!!」




「!!!!!!!????」


「おおおぉぉぉーー!!!」


関「(下がりすぎだ・・)」


FREE PLAYERS再び5点のリード。



伊藤「あいつ今日やべーな・・・」

益田「よしよし。早いプレーだったが結果オーライ。」



DOUBLE DRIBLE「おぉ。今のよく決めたなぁ・・。相当(3Pに)自信あるのか?」




試合残り時間3分。FREE PLAYERSの攻撃。


「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。

審判が背番号9に向かって3本の指。


審判「3秒オーバータイム!」


小渕「(またやっちまった・・・)」


FREE PLAYERS,突き放すチャンスを棒に振るいターンオーバーを犯す。



ここで・・


「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ白!」

FREE PLAYERS選手交代。

OUT#9小渕⇒IN#5伊藤


関「(残り時間,ショージのガッツにかける!)」

小渕「ショージ頼んだ。」

伊藤「オーケイ!任せろ!」


小渕「だめだ。全然活躍できねーーっ。」

益田「いや,リバウンドは頑張ってた。ドンマイだ。(くそっ。何でオレは怪我なんかを・・)」






「ザシュッ!!」




「!!!!!!!????」


「おおおぉぉぉーー!!!」


直後の攻撃。8番木田が,スリーポイントシュートを決める。

白丸「ここでかぁ・・・」

田原がコートに入ってから8番をマークしていた白丸。天を仰ぐ。

(まさかここでスリー打ってくるか・・)

白丸「(関のスリーを無駄にしちまった・・)」


FREE PLAYERS 50
CROSS OVER  48


第4クォーター中盤,8番の木田が3点プレー2本を含む10得点を記録し,CROSS OVERが脅威の追い上げを見せた。

点差は僅か2点。過去の試合と同様,接戦となっている。

残り時間,2分30秒を切る・・

続く
 

第60話 有言実行

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月26日(火)19時33分11秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 42
CROSS OVER  36

第4クォーター開始。

メンバー変更。

PG:#4:関  裕大
SG:#13:秋山 陽介
SF:#6:田原 弘樹
PF:#9:小渕 洋介
C:#5:伊藤 正次

OUT#8松井⇒IN#5伊藤
OUT#10白丸⇒IN#9小渕


****************************************

第4クォーター開始前-

関「シロ一回交代。あと,松さんも交代。」

 「洋介とショージ行こう。」

小渕・伊藤「おしっ。」

関「インサイドを強化する。ヒロキは外ね。」

 「秋山はオレと一緒にボールを運んで。」

田原・秋山「りょーかい。」

****************************************


この試合,初めてインサイドを2枚に。
9番と14番に小渕と伊藤をあてる。

CROSS OVERはスタメンで挑む。


FREE PLAYERSのマンツーマンマッチアップ。


PG4番に・・関。

SG5番に・・田原。

SF11番に・・秋山。

PF14番に・・伊藤。

C9番に・・小渕。



CROSS OVERボールでスタート。

ローポストの14番にボールが渡る・・

4番「勝負!!」


伊藤「(やべっ!)」

あっさりとゴール下に入られる・・


「バスッ!!」


・・・4点差。


関「ショージ!!切り替えろ!しゃーねー。獲られたら獲り返せばいい!」

伊藤「お,おぅ。(これじゃ9番は任せてもらえねーわな・・ちくしょう)」



一方のベンチ・・

益田「そこをなんとかしてほしいな~!!怒」

  「やっぱ松さん。ディフェンスは松さんの方がいい。」

松井「・・俺!?」



関「(ショージ・・ディフェンスがダメでもオフェンスでカバーしろ・・オレがこいつを活かす)」


関がそう思っている中,直ぐにその形が現れる。


右45度で関がボールを保持。
左方向にドリブルイン・・(4番を抜く)


4番「やべっ!ヘルプ!」



フリスローライン手前でジャンプシュートへ・・

ヘルプで9番がブロックに来る・・

関「(来たッ!!)」



そして・・





(・・・いいところにいるじゃん。)






「ビッ!」





パス。




その先には・・・




フリーの伊藤。(右ゴール下)







「バスッ!!」





関と伊藤がハイタッチを交わす・・

関・伊藤「よっしゃぁぁーーー!!!」

伊藤「ナイスパス!」

関「やられたらやり返せ!」


一方のベンチ・・

益田「ナイッシュ。しょーじ。いいよ。パスもまぁまぁ良かった。」(あくまでも”まぁまぁ”)




さらに・・

このプレーはディフェンスにもいい影響を与える。


14番「!!!!!!!????」


さっきとほぼ同じプレー。

ローポストで14番がボールをもらうも,伊藤はパワーで押されないように腰を落としている・・


益田「そうだ!!」


14番,振り向き様のシュートへ・・

伊藤「・・(それ)しかねぇーよな!!」

伊藤,ブロックへ・・


ボールには届かなかったものの,プレッシャーをかけるという意味では十分なプレーであった。




「ガンッ!!」




そして,「バシーーッ!!!」

リバウンドはもう一人のインサイド#9小渕。


益田「よしっ!ナイディ!良くやった。それだそれ。」

松井「OK!OK!」

関「(ゴール下2枚・・成功!)」




直後のFREE PLAYERSの攻撃。


外でボールを展開する・・

右サイドの田原からハイポストに入った伊藤にボールが渡る・・


9番「(どこに裁く・・?)」


「!!!!!!!????」



「ビッ!」


なんと,伊藤の選択はミドルシュート・・


益田「おっ!?」


伊藤「来いっ!!」





「ガンッ!!」


惜しくもリングに弾かれる・・・


9番「(あぶねーー。ミドルもあんのか・・・)」



リバウンドは秘密兵器14番。

伊藤「(くそっ!)」



益田「いいよ。いいよ。いい感じ。」
松井「OK!OK!」

伊藤,ディフェンスに戻る。




第4クォーター2分が経過しようとしていた・・・

FREE PLAYERSの攻撃。


またしても,外でボールを展開する。

関から田原,田原から関,関から秋山と・・・

そして,またトップの関にボールが戻る・・

伊藤がハイポストに入る・・

相手の前列のディフェンスが,ハイポストのケアで一歩下がる・・


関はこの一瞬を見逃さない・・



「ビッ!」


「!!!!!!!????」



少し遠目のスリーポイント・・・






****************************************

益田「そもそも(この試合)点・・取れるのか?」

関「・・オレが20点取る。」

****************************************








「ザシュッ!!」





FREE PLAYERS 47
CROSS OVER  38



「おおおおぉぉぉぉーー!!!」


上井「ナイッシューーっす!!」

白丸「おぉ。あいつ今日決めるなぁ・・」

益田「有言実行達成だ。本当に20点捕りやがった・・」



一方で当の本人。

(良かったぁ・・・)ホッとしていた。




関「また9点差付いたな。残り6分。・・・メンバーチェンジ!!」




「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ白!」


OUT#5伊藤⇒IN#8松井
OUT#6田原⇒IN#10白丸
OUT#13秋山⇒IN#14上井


交代後のメンバー。

PG:#4:関  裕大
SG:#14:上井 勇太
SF:#10:白丸 慎也
PF:#8:松井  圭
C:#9:小渕 洋介



試合時間が残り6分となり,FREE PLAYERSの大幅な選手交代。
点差は9点。

関は,上井を入れると同時に保険として白丸も投入させた。
余裕という意味の交代では無く,大幅な交代の中にもちゃんとした考えはあった。
そのためにも,調子が良いオフェンシブな伊藤を下げて,ディフェンスがいい松井を投入し,少しでも点差を保とうとした。

関の計算どおり。


・・・しかし,



山崎「(来たか。)よし,木田(8番)を入れて”あそこ”を突くぞ・・」


この後,関の計算が崩れることになる。


#14上井が狙われる。

続く
 

第59話 激しい背番号8

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月25日(月)20時02分13秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 39
CROSS OVER  30

第3クォーター残り2分。

FREE PLAYERSの5連続ゴールにより,点差が9点に広がる。


CROSS OVERの攻撃。

5番のミドルシュート・・



「ガンッ!!」





益田「捕れっ!!」



「バシーーッ!!!」


リバウンドは秘密兵器14番。



益田「やいや・・」



そのままゴール下シュートへ・・



「バスッ!!」



CROSS OVER2点を返す。



関「(リバウンドはある程度もうしゃーねー)」





FREE PLAYERS,外でパスを展開・・

最終的に・・左45度から関がスリーポイントを放つ・・




しかし・・




「ガンッ!!」




外れる。


関「(ちっ・・)」




益田「・・おっ!?」



#8松井と相手の14番が激しくリバウンドを競る・・・



14番「(こいつ・・・!!)」



「バシーーッ!!!」


しかし,モノにしたのは14番。


が・・・


「バシーッ!」


14番「!!!!!!!????」


手元のボールを松井が弾く・・



小渕「松さん激しいな・・・」



弾いたボールが無情にも相手選手へ渡る・・


松井「(くそが・・・)」


14番「(しつけぇ・・・)」



益田「松さん激しいな。いいよ。そういうの大事」





第3クォーター残り55秒。



秋山「うぉっ・・!!」

相手の11番が突っ込む・・


マークマンの#13秋山が転倒・・・



「バスッ!!」



シュートが決まる。


秋山「(ファウルじゃ・・・)」

小渕「チャージングじゃねぇの?」

益田「あんなもん,(逆に)パワーで吹っ飛ばせ・・」

伊藤「(こいつ(益田のこと),ベンチではこんなに毒吐くのか・・・)」





さらに・・




「バスッ!!」


9番「おしっ!」


長身センター,高さを生かし冷静にゴール下を沈める。



益田「やいや・・(もうそれは見飽きた・・)」

小渕「3連続ゴールか・・・」

上井「9点差も離したのにもう3点差・・・」

益田「・・詰めが甘い!!」




残り12秒。

トップの関から右サイドの白丸へ・・

白丸,すぐさまトップの関へボールを戻す・・

関,また白丸へパス・・(パス交換を繰り返す)


相手チームのゾーンを崩すために,前列のディフェンスを走らせる・・



伊藤「残り5秒!!」


白丸,中へ切れ込む・・


白丸「(よしっ!!)」



「ビッ!!」




パスした先は,フリーの関。
場所は,トップのスリーポイントライン外。




白丸「(ディフェンスは引き付けたぞ。入れろよ・・・)」





関「(ありがとさんっ。)」




「ビッ!!」






「ビーーーーーッ!!」ブザーが鳴る。










「ザシュッ!!」




FREE PLAYERS 42
CROSS OVER  36





会場内「おおおぉぉぉーー!!!」


ベンチ「おっしゃぁーーーーー!!!」


関「よしっ!」



関のブザービーター。



益田「ほぅ。17点目か?(てことは,あと3点?)」



第3クォーター終了。

互いに連続得点が多く,試合の流れが両チームに行き来する状態だったものの・・

最終的に,またしても第1クォーターの点差を保つ形となった。

FREE PLAYERS6点リードで最終クォーターへ・・

続く
 

第58話 波状攻撃

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月21日(木)20時58分56秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 27
CROSS OVER  21

第3クォーター開始。

メンバー変更。

PG:#4:関  裕大
SG:#14:上井 勇太
SF:#10:白丸 慎也
PF:#6:田原 弘樹
C:#5:伊藤 正次

OUT#9小渕⇒IN#14上井

****************************************

ハーフタイム中-

益田「ショージ,ナイスブロック&ナイスシュート。」

伊藤「もうダメだーーーっ!!(ハァハァ)」

関「ショージ,次も行くぞ。」

伊藤「マジ!?」

関「あと,うえっちも行こう!」

上井「お,押忍・・」

****************************************


FREE PLAYERSボールでスタート・・・するが,



上井のミドルシュート!

「ガンッ!!」


11番のゴール下!

「バスッ!!」


「ビーーーーーッ!!」

FREE PLAYERS,24秒オーバータイム!


14番のゴール下!

「バスッ!!」


白丸のカットから関がフリーでレイアップ!

「バスッ!!」


オフェンスリバウンドから14番のゴール下!

「バスッ!!」


「ピーーーーーッ!!」

5番(伊藤)3秒オーバータイム!



CROSS OVER,スタメンに戻したせいか,攻撃を次々と成功させる・・・
その一方でFREE PLAYERSは,関の1本のみ・・・



さらに・・・



「ピーーーーーッ!!」



「ザシュッ!!」


審判「バスケットカウントワンスロー!!」



5番のミドルシュートが決まり,かつボーナススローも与えてしまう・・



「ザシュッ!!」

そして,きっちり沈める・・



第3クォーター開始3分が経過・・

現在のスコア・・


FREE PLAYERS 29
CROSS OVER  30


3分間だけで相手に9得点を与え,逆転を許してしまう・・

関「(ふーーっ。やっぱこうなっちゃうか・・)」

益田「なんでそうなんのよーー・・(イライラ)」

(やられてんのはゴール下ばっかりだろ・・・リバウンドも全然取れてないし・・・怒)





しかし,ここからFREE PLAYERSが爆発的な攻撃を披露することとなる・・



FREE PLAYERSの攻撃。

田原からのロングボールで左45度の関にボールが渡る。

ワンフェイクから,左0度の位置まで移動する・・

ジャンプシュートへ・・




「ザシュッ!!」


秋山「ナイッシューー!!」
益田「おっ。(・・あと8点か。)」




山崎「(ちっ,また逆転か・・)」

エンドからボールを出す・・・



「バシーーッ!!!」


山崎「!!!!!!!????」

(しまった・・)



白丸「(こういう不用意なパスはいけないな~,ありがとさんっ!)」




「バスッ!!」


白丸,相手の不用意なパスを見逃さず,ゴール下を決める。





さらに,相手のミスを誘い,FREE PLAYERSボール。

外でパスを展開する。

トップにいる白丸,田原の一瞬の動きを見逃さない・・


ゾーンの裏に入り込み,白丸から絶妙なパスが入る・・

田原(ナイスパスッ!)




「バスッ!!」


ゴール下を沈める。



秋山「おおおおぉぉぉぉーー!!!(3連続ーーっ!!)」

上井「ナイッシューーーーッス!!」

益田「そういうの,そういうの。(そういうのをもっと欲しいなぁ・・)」





そして,またもや相手のミスを誘い,アウトオブバウンズ。



第3クォーター4分を消化。

FREE PLAYERS 35
CROSS OVER  30



ここで,

「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ白!」


伊藤に代わって松井,上井に代わって秋山がコートに入る。

OUT#5伊藤⇒IN#8松井
OUT#14上井⇒IN#13秋山


伊藤と上井がベンチに戻る・・

伊藤「スクリーンアウトしても,全然オレのとこ(ボールが)飛んでこねーさ!!(ハァハァ)」

  「間違いなくスクリーンアウトは勝ってっさ!!」

益田「ほぅ。でも,それは重要なことだ。良くやった。」




試合再開。


「ガンッ!!」


CROSS OVERのシュートが外れる。

このリバウンドを・・・


「バシーーッ!!!」



#8松井が捕る。(益田:ほぅ。松さんいいよ。)

関にボールを渡す。



ドリブルで一気に駆け上がる・・・

3Pライン上の5番を抜く・・・

そして,ストップ・・・シュートへ。


9番(長身センター)ジャンプ・・・



(シュート)フェイク。


9番を交わしてジャンプシュートへ・・・



「バスッ!!」



「おおおおぉぉぉぉーー!!!」


益田「あれ?今誰決めた?」

伊藤「関。」

益田「おぉ。関いいよ。いい感じだ。(・・あと6点か。有言実行なるか・・?)」




さらに・・・




「バシーーッ!!!」



「!!!!!!!????」


田原のブロックでCROSS OVERの攻撃をシャットアウト。


伊藤「おおぉぉーーー!ヒロキかっけぇーー!!」



FREE PLAYERS,パスを展開・・

ハイポストの田原にボールが渡る・・

ドリブルで中に切れ込むフリをして外にさばく・・


パスした先は・・・



#13秋山。(左45度)


秋山「(この流れに俺も乗る!見よこのミドルシュートを・・・)」



「ビッ!!」



関「(うわっ・・ここにも調子乗りが一人・・・そううまく行くわけ・・)」




「ザシュッ!!」




FREE PLAYERS一同「!!!!!!!????」



「ええぇぇぇぇーーーー!!!」


関「マジ・・・?」


FREE PLAYERS 39
CROSS OVER  30


まさかの5連続ゴール。(10得点)


伊藤「オレまだ2得点しか・・・秋山に抜かれた・・」

秋山「(来たぞ,俺の時代が・・)」


第3クォーターの6分間,両チームともに波状攻撃を見せた。

続く
 

第57話 雨ときどき雪

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月13日(水)19時27分44秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 15
CROSS OVER  17

第2クォーター3分30秒経過。

FREE PLAYERS2点のビハインド。




第2クォーター4分経過し,FREE PLAYERSの攻撃。


トップの関からハイポストの伊藤にパス。(関は右サイドに移動)

伊藤から左45度の田原にボールが送られる。

続いて,田原から関の変わりにトップに移動した白丸へボールが渡る。


素早いパス展開で,数秒だけ白丸がフリーとなる・・




「ビッ!!」




スリーポイントを放つ・・・






「ザシュッ!!」




決める。(逆転)




関「ナイス!!」


益田「(ふむふむ。今日は外が入るな。流れが来るか・・・?)」










が,



「バスッ!!」


9番の長身センターが,またもや個人技でゴール下を沈める。


益田「だからそれを止めねばよ・・・」


CROSS OVER,再び逆転。




しかし・・・

直後のFREE PLAYERSの攻撃。


ハーフライン手前,関が右45度の白丸へパス・・

代わったばかりの4番山崎が(白丸に)寄る・・

関がハーフラインを越えるや否や,白丸が関にボールを戻す・・

4番山崎が,今度は関の方に寄る・・

関,ディフェンス(4番)を確認して,すぐさま白丸へバウンドパス・・



フリー。


関「2連続行くか?(95%の確率でこいつは入れる)」


関は,白丸がスリーポイントを1本沈めると2本連続で沈める確率が高いことを知っていた・・

ハーフライン手前からパスを出した時には,ここまでのプレーを既に頭の中で描いていた・・(本当の話)









「ザシュッ!!」






関「(ね。)」



「おおおおぉぉぉぉーー!!!」

「2連続!!」


秋山「あいつすげぇーな!!」

上井「すげぇー。」



関と白丸ハイタッチ。



FREE PLAYERS 21
CROSS OVER  19


再び逆転。


山崎「(こいつらスリーポイント外さねぇな・・・)」






なおも,FREE PLAYERSの攻撃。

リバウンドを捕った田原。白丸にパスし,白丸はそのまま右サイドをドリブルで駆け上がる。

トップの関にボールを戻す・・

瞬間,再び白丸へパス・・


関「(さぁ3本連続行ってみよう・・)」



白丸のスリー。




関(入んねーと思うけど・・)

関は,白丸がスリーポイントを2本連続で沈めると3本目を沈める確率は低いことを知っていた・・






「ガンッ!!」




関「(ね。)」

白丸「(3本目はどーしても意識してしまう・・・)」





「バシーーッ!!!」


捕ったのは長身センター9番。4番へパス。



4番,自らドリブルで持ち込む・・


そして,フリースローライン近傍からジャンプシュートへ・・


4番「(これで同点だ!)」






「バシーーッ!!!」





4番「(何ッ!!?)」



#5伊藤のブロックショット炸裂。(真横から登場)




益田「おっ!!!??」

伊藤「なめんな!!」

益田「明日は雨か・・・」






FREE PLAYERSの攻撃。


相手のファウルで左のサイドラインからスタート。

ボールを展開して・・

最後は・・


ローポストの伊藤にボールが渡る・・


伊藤「(俺を止められるかな?)」


関「(やば・・あいつ調子乗る・・)」(既にもう乗っていた)


伊藤の背後に8番・・

伊藤,パワー勝負で一気にゴール下へ・・


8番「(うぉっ!こいつすげぇパワーだな・・)」(体勢を崩す・・)


(左の)ゴール下シュートへ・・


伊藤「(もらい!)」




関「ばかっ!!(素直すぎる!!)」


ヘルプで9番の長身センターがブロックへ飛ぶ・・


タイミングはバッチリ・・


関「あぁ・・・」






9番「!!!!!!!????」






フェイク。






「バスッ!!」


伊藤,冷静にゴール下を決めた。




ベンチ「おおおおぉぉぉぉーー!!!」

秋山「ショージ,やるなぁーー!!」



関「(俺も騙された・・・)」


(忘れてた・・あいつはゴール下のフェイクの達人だった・・)


そう,伊藤がゴール下に入ってシュートを打つ際,本人はただ構えているだけなのに,ほとんどのディフェンスは飛んでしまうという不思議な現象。
未だにこれは謎である。練習時でも,白丸,関,小崎が彼についても必ず飛んでしまう。(ナゼ?)



伊藤「はっはっはっ。(見たか)」

益田「雨だけじゃなく雪も降るな・・・」




この後,8番がフリースローを2本沈めるも,田原がゴール下を決め・・・

さらに,第2クォーター終了間際,関がジャンプシュートを沈め,このクォーターの序盤に捕られた点数分を巻き返しイーブン。

最終的に,第1クォーターの点差を保つ形となった。



「ビーーーーーッ!!」

第2クォーター終了。


FREE PLAYERS 27
CROSS OVER  21

伊藤の活躍もあり,6点リードでハーフタイムに入る。

益田(大した活躍じゃねーけどな。)

関(まぁまぁまぁ。)

続く
 

第56話 フリースローの大切さ

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月12日(火)20時36分21秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 15
CROSS OVER  15

第2クォーター3分経過。

9番の個人技と8番のアシストで同点となる。



ここで,

「ビビーーーッ」オフィシャルコール。
「メンバーチェンジ白!」


秋山に代わって小渕がコートに入る。

OUT#13秋山⇒IN#9小渕


秋山「洋介,頼んだ・・・」

小渕「おぅ。」


秋山ベンチへ戻る・・

秋山「しんでぇーーー!」





FREE PLAYERSの攻撃。


左45度,白丸がボールを持つ。

そして,ハイポストでポジションを取った伊藤にボールが渡る・・

白丸「行けっ!!!」



パワードリブルで一気にゴール下に行く・・

伊藤「うおぉぉーーー!!」




シュートへ・・・





「バシーーッ!!!」







9番のブロック・・・




しかし,

「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。




審判「ファウル黒9番!!」



「よぉぉぉーーしっ!!!」



#5伊藤にツーショットが与えられる・・・



白丸「ショージ,ナイスガッツ!!」


白丸と伊藤がハイタッチ。





・・・伊藤のフリースロー。



伊藤,フリースローラインに立ち,審判からボールを受け取る。




(ドキ・・ドキ・・)


伊藤「(うぉっ!なんだこの緊張は・・)」




1本目を放つ・・・







「ガンッ!!」




伊藤,天を仰ぐ・・





関「ショージ!!1本でいい!落ち着け!」







伊藤,息を吐く・・・

(ふーーーっ)





そして,2本目を放つ・・・








「スカッ・・」







「!!!!!!!????」




「ええぇぇぇぇーーーー!!!」



(し,しまった・・・)






・・・エアボール。






益田「あははは・・・」笑



秋山「ドンマイ!ドンマイ!」



白丸「いい!!切り替えろ!!ディフェンス!!」



皆,優しい。







マークマンチェンジ。



PG10番に・・関。

SG5番に・・白丸。

SF12番に・・田原。

PF8番に・・伊藤。

C9番に・・小渕。






9番またしても個人技で,突っ込む・・・



「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。


審判「ファウル白9番(小渕)!!」

小渕のファウルで9番の長身センターにツーショットが与えられる。


小渕「(くそっ・・)」






「ザシュッ!!」


9番フリースロー2本ともに沈める。


CROSS OVERが逆転する。





関「あれよ,あれ。」

伊藤「わ,わかってるって・・・(ちくしょう)」



益田「あ~ぁ。」



FREE PLAYERS,第2クォーター開始3分半で9番の長身センターに8得点を許す。
その一方で,伊藤はフリースローの大切さを知った。

続く
 

第55話 長身センターの個人技

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月11日(月)12時41分53秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 13
CROSS OVER   7

第2クォーター開始。

CROSS OVERの攻撃。

トップの10番がボールを持つ。


田原「!!!!!!!????」



9番,右45度の3Pライン外でパスを受け取る。


田原「(・・外?)」


9番ドリブルを始める・・


ステップを踏み,強引にゴール下へ・・


田原「(うわぁっ・・)」




「バスッ!!」



9番「おしっ!」



益田「”アレ”をどうにかしないとダメだな・・」







「ガンッ!!」

FREE PLAYERSのシュートが外れる。


リバウンドを捕った5番,そのままドリブルで持ち込む・・

そして,自らレイアップへ・・



「ガンッ!!」(外れる)


5番「(げっ!)」



そこに・・




「バシーーッ!!!」



9番のオフェンスリバウンド・・


益田「やいや・・・」


伊藤「(やべー,スクリーンアウト怠った・・)」


伊藤,懸命にチェックに行くも・・




「バスッ!!」



ゴール下を沈められる。


益田「ハァ・・・(ため息)」


9番「おしっ!(1ゴール差だ)」



FREE PLAYERS 13
CROSS OVER  11



山崎「(よしよし・・)」






さらに・・・





「バシーーッ!!!」



田原「なっ!!!??」


9番,田原へのブロックショット。




頭上に舞い上がったボールは・・・


「バシーッ!」


・・・9番がキャッチ。



田原「(くそっ!)」


山崎「(おぉ。あいつ止まらんな・・)」






「!!!!!!!????」



9番,自らボールを持って攻める・・



関「なっ!!!!??」



先程と同様,ステップを踏み,強引にゴール下へ・・





「バスッ!!」



9番「おしっ!」

CROSS OVER「よっしゃぁぁーーー!!!」


同点に追い付かれる。


益田「それを止めない限り,勝てねぇな・・」


田原「(ふーーーっ,しんどいぞ・・)」

伊藤「(こいつ(9番)調子乗ってんな・・)」




伊藤「関,オレに9番マークさせてくれ!」

関「ダメ。」(即答)

伊藤「なんでよ!?」

関「お前ティップアウトしかできないじゃん。」

伊藤「(ガーーーーン。そうだけども・・)」

「でも,これ以上やられんのは我慢ならねぇ・・」

関「だったら,点を取ればいい。」

伊藤「え?」

関「お前にはリバウンドとオフェンスを期待している・・(ちょっとだけ)」

伊藤「オレを誰だと思ってんのよ。」(すぐ頭に乗る)





FREE PLAYERSの攻撃。



「ピーーーッ!!!」審判の笛が鳴る。


関「え!!??」


審判「13番トラベリング!」


秋山「(やってもーた・・・)」




伊藤「秋山!ドンマイ。」

秋山「お,おぅ・・」

伊藤「(なんてったってこのチームには俺様がいるんだからな!大丈夫だ。)」




CROSS OVERの攻撃。


関「(ふーーっ。2分間ノーゴールか・・・流石に一本欲しいな・・)」


ここで,白丸が魅せる。



「バシーーッ!!!」




相手のパスを読み,スティールする・・


ノーマーク。冷静に左レイアップを沈める・・




「バスッ!!」



関「おしっ。シロナイス!(頼りになるな・・)」

白丸「(こういうのでしか点取れねぇーぞ)」





直後のCROSS OVERの攻撃。


今度は,シックスマンである相手の8番が魅せる。


左45度でボールをもらう。

マークは伊藤。


一歩で伊藤を抜く・・


伊藤「(げっ!!やべ!)」


ヘルプに関。


関「(すぐ調子乗るから,そうなるんだぞ!)」



バックロールで関を抜く・・


関「なっ!!?」



そして,シュートへ・・



しかし,さらにヘルプで田原がブロックに行く・・



「ビッ!!」


田原「えっ!!!!??」



まさかのパス。



右0度でフリーになっていた12番にボールが渡る・・


12番「ナイスパス!!」



ミドルシュートを放つ・・・





「ザシュッ!!」




「おおおおぉぉぉぉーー!!!」

「すげぇーぞ!あの8番!よく(あの体勢でパスを)出したな!!」



第2クォーター3分が経過し,同点。

続く
 

第54話 計算外のプレー

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月10日(日)16時56分58秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 8
CROSS OVER  5

第1クォーター残り1分30秒。

CROSS OVERの攻撃。



「バスッ!!」

こぼれ球から,9番の長身センターがゴール下を決める。



しかし,流れは変わらない。





「バシーーッ!!!」

相手がシュートミス。
リバウンドを白丸が捕る。


関にボールを渡す。


速攻。


左は秋山,右は田原がそれぞれ走る・・




「!!!!!!!????」



・・・関のロングパス。





「バシッ!!」


ボールが送られた先は・・・





#13秋山。



秋山「(オレぇぇ!!??)」(田原にボールが行くと思っていたらしい・・笑)


目の前には長身センターの9番。




秋山「(あぁぁ・・・・無理・・)」


素早く,適当?にレイアップ・・・









「バスッ!!」






秋山「え・・・?(入ったの?)」





FREE PLAYERS一同「!!!!!!!????」





「ええぇぇぇぇーーーー!!!」






山崎「何,驚いとんねん・・。たかがレイアップ1本決めただけやんけ。」(実際は標準語,しかも言っていない)


牧「そりゃ驚くぜ,神奈川のやつなら誰だってな・・・」(あ,間違えた)


関「そりゃ驚くぜ,FREE PLAYERSのやつなら誰だってな・・・」(実際は言っていない)


秋山の計算外のプレーが決まった。



伊藤「ナイッシューーーー!!」

秋山,白丸とハイタッチ。(なぜかジャンプしながら・・笑)






なおも,FREE PLAYERSの攻撃。

関がボールを運ぶ。


松井「残り15秒!!」



関,左0度の秋山にパス。


「ビッ!!」


シュート。


白丸「(打つの)早ぇ!!」




「ガンッ!!」


秋山「(やべっ!調子乗った!)」




「バシーーッ!!!」



小渕がボールを捕る。



白丸「ナイス!洋介!」

秋山「(助かったぁ・・・)」




右45度の田原へパスを出す・・

田原,すかさずトップの関へ・・




フリー。



関,迷わずスリーポイントへ・・






「ザシュッ!!」





伊藤「おおぉぉぉーーー!!」
上井「ナイッシューーーーッス!!」

益田「ほーーっ。(・・あと14点だな。)」

秋山「(オレもそういうのを決めたい・・)」



そして,


「ビーーーーーッ!!」

第1クォーターの終わりを告げるブザーが鳴る。



第1クォーター終了。

FREE PLAYERS 13
CROSS OVER   7




ベンチに戻ってくるスタメンの5人・・


秋山「(ハァハァ・・・)」

益田がビデオをまわしている。

益田「秋山,感想は・・?」

秋山「(シュートを決めれて)嬉しいっす。」

益田「それだけ?」

秋山「・・・コメントする余裕ねぇ・・・笑」


一方,

関「ショージ(伊藤)!次行くぞ!」

伊藤「おっしゃ!」




第2クォーターメンバー変更。

PG:#4:関  裕大
SG:#10:白丸 慎也
SF:#13:秋山 陽介
PF:#6:田原 弘樹
C:#5:伊藤 正次

OUT#9小渕⇒IN#5伊藤



「ビーーーッ!!!!!!」

第2クォーター開始のブザーが鳴る。



関「行くぞぉ!」



CROSS OVERもメンバー変更。

PG:#10
SG:#5
SF:#12
PF:#8(シックスマン)
C:#9(長身センター)


関「おっ,5番と9番以外変わったか。」

白丸「マッチアップは?」

関「ヒロキはそのまま9番頼むね。」

田原「う,うん。(結構しんどいんだよな・・)」

伊藤「(オレじゃねぇの?)」

関「(9番は出来るだけヒロキで引っ張りたい・・)」




マッチアップは・・・


PG10番に・・関。

SG5番に・・白丸。

SF12番に・・秋山。

PF8番に・・伊藤。

C9番に・・田原。



****************************************

第2クォーター開始前-

CROSS OVERベンチ。

山崎「大田原(9番の長身センター),第2クォーター自由に暴れて良いぞ。自分で点取って来い。」

大田原「りょーかい。」

****************************************


第2クォーター,9番の長身センターが暴れることとなる。

続く
 

第53話 CROSS OVERの作戦

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月10日(日)15時32分26秒
返信・引用
  FREE PLAYERS 3
CROSS OVER  1

第1クォーター開始2分。

CROSS OVERの攻撃。


関「!!!!!!!????」



4番山崎のポストプレイ・・


関「ポストプレイかって・・・」


(うぉっ・・強ぇぇ・・)


関,体勢を崩す。




「バスッ!!」



4番のゴール下が決まる。



山崎「おしっ!」

同点となる。





しかし,この後は互いにターンオーバーの繰り返しでゲームが進む・・・





早くも開始4分が経過する。



ボールを運ぶ関に並走する形で白丸が話しかける・・



白丸「超ロースコアゲームになるんじゃねぇか・・」

関「ハハ・・(苦笑)」





なおも,ターンオーバーが続き・・・





第1クォーター5分が経過。

CROSS OVERの攻撃。



「バスッ!!」


11番がゴール下を決める。


秋山「しまった・・・」



CROSS OVERが逆転。






FREE PLAYERSの攻撃。

関,白丸,秋山でボールを展開。


・・・・・外でしかボールが回らない。



関「洋介!中で面取って!」


小渕「(って言われてもよ・・・)」

CROSS OVERのゾーンは徹底して中を固めた。
FREE PLAYERSのシュートミスを待つ。


白丸「打つしかねぇ・・」(24秒タイマーギリギリ)



「ガンッ!!」


この流れでは入らず・・




「バシーーッ!!!」


9番長身センターが捕る。


山崎「作戦通り。」

(RED SHARKS戦を見た限り,”ちゃんとやれる”センターはいない・・)

図星であった。しかも,もう一人のインサイドとして出場している田原も実は3番のプレーヤーである・・





再びFREE PLAYERSの攻撃。

関,白丸,秋山でボールを展開。


・・・・・またしても,外でしかボールが回らない。


関「(くそっ・・)」

小渕「(わかんねぇ・・どう動けば・・)」



溜まらなくなった田原が外に出る。(左0度の位置)

秋山から田原にボールが渡る。


白丸「24秒!!シュート!!」


田原「えっ!?」


田原は3Pラインの外・・・


田原「(しょーがない・・・)」



田原がスリーポイントを放つ・・

山崎「(そうなるよな・・)リバウンドぉーーー!!」



小渕と白丸がオフェンスリバウンドに入るも・・・


「ガシーーーーッ!!」


9番と14番が完全ブロック。(スクリーンアウト)


白丸「(ちっ・・)」








「ザシュッ!!」





「!!!!!!!????」




山崎・関「えっ!!!!!!!????」





伊藤「おおぉぉぉーーー!!」
上井「ナイッシューーーーッス!!」



田原「マジで・・・?」(本人がビックリ)



FREE PLAYERS 6
CROSS OVER  5




なんとこのプレーが切欠となり,意外にFREE PLAYERSのペースになる・・





CROSS OVERの攻撃。

トップで4番がドリブルしている・・



「バシーーッ!!!」


山崎「!!!!!!!????」


関のスティール。



関そのままレイアップに突っ込む・・

4番も付いていく・・



「ガンッ!!」



関「(げっ!!)」

山崎「(よしっ!)」




「バシーーッ!!!」



捕ったのは・・


#10白丸。



山崎「いやーーー誰も走ってねぇのかよ!!怒」




「バスッ!!」


勿論,きっちりと決める。





伊藤「関,どうした?(フリーなのにお前らしくないぞ)」


関「・・・パスだ。」


ベンチが笑う。

益田「あいつ調子乗ってんな。」


第1クォーター残り1分30秒,FREE PLAYERS3点のリード。

続く
 

第52話 20点取る

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月 9日(土)11時56分12秒
返信・引用
  FRIENDLY CUP 第3戦

FREE PLAYERS
×
CROSS OVER


ティップオフ。

審判の手から宙に舞ったボールに#9小渕と#9長身センターが飛びつく。

「バシーーッ!!!」



小渕が競り勝つ。

小渕「うっしゃぁ!!」


この試合はFREE PLAYERSボールでスタート。


CROSS OVERのディフェンス,やはり2-3ゾーン。
トップに4番と5番。後ろに11番と14番,9番は中央で構える。



「ビッ!!」


関,開始早々スリーポイントを打つもこれは外れる・・



「バシーーッ!!!」



リバウンドは秘密兵器の14番。

小渕「(こいつも高ぇな・・)」




CROSS OVERの攻撃。

4番がボールを運ぶ。


FREE PLAYERSはマンツーマンディフェンス。

マッチアップは・・・


PG4番に・・関。

SG5番に・・白丸。

SF11番に・・秋山。

PF14番に・・小渕。

C9番に・・田原。






「ビッ!!」



「!!!!!!!????」


CROSS OVER4番もスリーポイントを打つ・・




「ガンッ!!」



が,外れる。



この試合のファーストプレイは,互いに両4番によるスリーポイントであった・・
(しかし,ともに外す。そこまで一緒)





「バシーーッ!!!」



捕ったのは・・・9番(長身センター)。



田原「(高ぇ!!)」



すかさず,ボールをトップに戻す。

立て直し。(24秒リセット)




ボールを回し続けて・・・24秒タイマーは残り6秒。


トップで4番がボールを持つ・・

関が腰を落として構える・・



ダムッ・・



関「!!!!!!!????」


ドリブルイン!



しかし,関これに付いていく・・


フリースローライン手前,4番ストップ・・


(シュートの)ワンフェイクから一歩前に踏み出して,再びシュートへ・・


関「(引っ掛からん!!)」



「バシーーッ!!!」



関,ブロックするも・・・




「ピーーーッ!!!」


審判の笛が鳴る。



審判「ファウル白4番(関)!!」


関「(ちっ・・)」



4番,フリースロー1本目を外すも,2本目を沈める。


「ザシュッ!!」




先制はCROSS OVER。








第1クォーターが1分経過。

エンドラインから,FREE PLAYERSのセットプレイ。


田原がボールを出し,右45度の関へとパス。



もらうや否や,スリーポイントを放つ・・・

ゾーンディフェンスのトップがチェックに来る前に素早く打った。





****************************************

試合直前-

益田「多分(この試合)リバウンドに苦しむと思う。オフェンスは大事に行った方がいいんじゃない。」

関「あぁ。益田とユウ(小崎)がいない分,どうしてもリバウンドだったりオフェンスの形を作るのは難しいと思う・・」

益田「そもそも(この試合)点・・取れるのか?」

関「・・オレが20点取る。」

益田「(ホントかよ・・)」

****************************************





「ザシュッ!!」




伊藤「おっしゃぁぁぁーーー!!」
上井「ナイッシューーーーッス!!」



FREE PLAYERS,関のスリーポイントで逆転する。


益田「ナイッシュ。関,スリー。(・・あと17点だな。)」


続く
 

第51話 秘密兵器

 投稿者:S  投稿日:2011年 7月 8日(金)20時56分39秒
返信・引用
  某体育館。(第1クールと同じ会場)
この日も予定通り2試合が行われるため,参加している4チームのメンバーおよび関係者が続々と会場に集まる。

先週の第1クール同様,会場は人で溢れている。

本日のカード。
■1試合目 FREE PLAYERS(1敗)×CROSS OVER(1敗)
■2試合目 DOUBLE DRIBLE(1勝)×RED SHARKS(1勝)


1試合目の対戦チームFREE PLAYERSとCROSS OVERがコート上で練習をしている。
対するDOUBLE DRIBLEとRED SHARKSは,この試合の審判とオフィシャルが任せられているため,準備に取り掛かっている。




「ピーーーッ!!!!!!」
試合開始1分前の笛が鳴る。




第2クール第1戦 FREE PLAYERS×CROSS OVER




関「集合!!」

関「予定通り,スタメンは昨日の紅白戦のメンバーにする。」




対CROSS OVER

FREE PLAYERSスターティングメンバー
PG:#4:関  裕大
SG:#10:白丸 慎也
SF:#13:秋山 陽介
PF:#6:田原 弘樹
C:#9:小渕 洋介

ベンチメンバー
#5:伊藤 正次
#7:益田  駿(怪我)
#8:松井  圭
#14:上井 勇太

#11小崎  祐 ⇒ 私用のため不在
#15千草 博康 ⇒ 私用のため不在




関「洋介,初めてやり合うと思うけど,9番(長身センター)頼むな。」

小渕「おぅ。頑張ってみる。」

関「松さんとショージはいつでも代われるように準備しておいて。2人は対戦経験あるし。」

松井・伊藤「りょーかい。」

関「取り合えず,最初は秋山で様子見るけど,今日は外の選手が少ないから状況によってはヒロキを外において,インサイド2人入れたりするかもしれないから。」

 「洋介,インサイド陣は沢山いるから最初から飛ばして,全力でプレーしてくれ。」

小渕「おしっ!」


「さぁ行こうか。」





そして・・・

「ビーーーッ!!!!!!」
試合開始のブザーが鳴る。



両ベンチからスタメンとなる選手が次々にコートに入る。





「!!!!!!!????」


関「マジかよ・・・・」

白丸「見たことねぇーぞ。」





予想外の出来事が発生。

CROSS OVERのメンバー・・・
これまで何度も対戦してきた9番の長身センターの横,

9番と遜色ない身長の選手が一人。

14番を付けている。


関「(おいおい・・180cm後半はあるんじゃねぇか・・・?)」



これまで練習試合で2度対戦した時,そして先週のDOUBLE DRIBLE戦でも見たことのない選手。



山崎「秘密兵器だ。」

関「!!!!!!!????」



・・・なんとCROSS OVERに秘密兵器がいたのだ。




関「・・・作戦変更。洋介は14番に付いて。」

白丸「は?9番どーすんのよ?」

関「・・・ヒロキが付く。」

田原「え!?おれ?」

関「ヒロキなら大丈夫。なんてったってうちのNo.1ディフェンダーなんだから。」

田原「・・・うん。分かった。」

関「(状況次第で,秋山の代わりに松さんかショージを入れよう・・)」






両チーム整列。


両チームのスターティングメンバー5人がハーフラインを反して並ぶ。

CROSS OVERのスターティングメンバー
PG:#4(山崎)
SG:#5
SF:#11
PF:#14(秘密兵器)
C:#9(長身センター)





キャプテン同士,握手を交わす。


山崎「お手柔らかに・・」

関「こちらこそ・・(この人とは初対戦だ。やはりすげぇガタイだな・・)」




審判の合図で,センターサークルに両チームの背番号9が並ぶ。(小渕と長身センター)




練習試合を含め,CROSS OVERとの3度目の対戦・・

過去2戦は,いずれも僅差であり,両チームともに1勝1敗の5分・・

この試合で勝った方が,対戦成績では勝ち越す形となる・・

これまでの練習試合では対戦していない4番(山崎)と14番(秘密兵器)がいる中・・





ティップオフを迎える。

続く
 

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